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視観察が深い

女性にはだらしなかったという人間的な一面もある近代日本経済の父と言われる渋沢栄一氏の人間観察法がすごいのでご紹介します。それが視観察(しかんさつ)というものです。

人間観察をするうえで3つの視点があり、視=その人の見た目や行動を見る。観=その人の動機を見る。察=その人が何に喜び、何に満足しているかを見る、というものです。

まず視ですが、人間の表面的な部分ですね。いい大学出ているから賢いかもとか、気配りが効くから面倒見が良いだろうとか。。。

次に観ですが、その人の行動の動機を探るわけですが、コミュニケーションを周囲ととることが多いのは組織を良くするためにだとか。なぜ、そのような行動をしているのか、観察が大事です。

しかし、この2つは本人の言動などで着色可能なのでどうにでも取り繕うことができるので、ここだけで全てを見抜くことは出来ません。そこで大事になるのが最後の察です。その人が何に喜びを感じているのか、満足しているのかを観察すると人間の本質が見えてくるのだそうです。

会社のためと言いながら会社の経費で散在しているとか、言動不一致とみられることがその人の本質であるならば信用ならぬということですね。私は人間できていないので守れないことも多々ありますが、ドキッとしながら心に留めてる視観察。この人は本当に信用してよいものかと悩んだ時に思い出したいものです。

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