進撃のWEEK-DAY1

はじめに
   本日より5日「進撃のWEEK」研修を受講する。第7回で受講したため2回目の参加である。1年2カ月の間に視座の高い方々とお会いすることができ学びが多いと感じている。このような機会を得たことに対して、戸村代表にまず御礼を述べたうえでアウトプットしていく。

１、自分理念の考え方
    研修初日は理念についての考え方、その重要性について再認識した。
揺るがない軸とは何だろうか、人が信頼して共感して協力してくれることは何だろうか、市場から選ばれ評価されることは何だろうか。一方からだけに偏った場合、企業の存続はなく、独りよがりになってしまう。1年2カ月間、何度も考え、修正している。安易な判断は決してしてはいけない。

２、企業としての理念
　個人事業主ではなく、企業としてスタートアップする段階においては特に理念の共有、共感が大切で、目標、目的に向かって強いチームつくりには基本となる。シリコンバレーの有名な企業などは、「人類社会の発展に貢献する」という理念を掲げ成功を収めていることを伺うと最も重要なことと認識しておく。企業を大きく成長させるためには、成長できる環境、待遇面も念頭に置く必要がある。共通の理念を掲げ、1年先、2年先の目標設定、クリアすべき課題を整え、成果をあげる具体的なアクションを行なっていく。

３、キーワード5つの選定
「夢」
　日本のホスピタリティ産業の中でも特に日本の文化、日本人のやさしさ、魅力を世界中に広げ定着させたい。食事そのものだけでなく、ホスピタリティ溢れるサービスも重要。

　「覚悟」
　今年定年の60歳、友人は65歳からの年金の話題なども多くなってきた。誰もが年を取るので一般的には徐々にフェードアウトする時期だったかもしれないが、コロナによって火が付いた。60歳の再スタートは20歳に戻ったつもりで、何でも吸収しようと考え、知らない領域のことは一から学ばなければならない。

　「恐怖」
　若い時からチャレンジが好きで、人より先に手を付けてきた。人が興味関心を持たないことでも好奇心でトライしてみた。独立したくて33歳でレストランも開業した。しかし1年しないうちに廃業となった。やり直しができるとの判断があったし若さがあったので恐怖はなかった。今は正直恐怖がある。無謀なことはできない。だからこそ自分一人の考えではなく、戸村さんはじめ周りの成功者、優秀な方から知恵を授かり、できることを確実に実行させなければならない。

　「感謝」
　無鉄砲なこともいろいろやってきて今がある。振り返ればどれも糧となっており、能力がある訳でもない私が何とか復活して現在があるのも、お世話になった方々のおかげである。本当に厳しい時に助けてくれた方への恩義は決して忘れてはいけない。そして妻にも感謝である。

　「本質」
　ホスピタリティとは何だろうか。相手を思う気持ち、いろいろある。
人生には浮き沈みがあり、順調の時はチヤホヤされる。しかし、どん底になったとき多くの人はスーッと距離を置いてしまう。これが通常である。
本当に困った時に、そっと手を差し伸べてくれた人、そういう人は大切にする。
　私が考えるホスピタリティとは子育てに似ている。
普段は放任して見守る、少し困ったとき手を差し伸べる、本当に困ったとき全力で立ち向かう。このことを心掛けている。たいしたことはできないが、コロナで本当に困った人たちへ何ができるかを考え、恥ずかしい失敗や挫折、諸々をさらけ出すことにした。
　諦めかけていた気持ちに少しでも灯がともり明日への活力につながってくれることを願う。

４、自分理念について
ホテル関連の教育事業に長年携わり、ホスピタリティ教育を中心に理論と実技を行なってきた。小泉元首相が日本は観光立国すると宣言してから2019年まで、業界は順調に伸びてきたが、観光産業はコロナによって現在も大打撃を受けている。
業界の方々、仲間が本当に厳しい状況に追い込まれている今だからこそ、何か自分にできることを実行してお役に立ちたい。日本が活力でるような取り組みをして、観光産業を盛り上げ、魅力にあふれる日本にしたいという思いが自分理念である。

５、まとめ
　初日の研修を終え前回1回目との比較をしてみた。
1回目の参加はとても緊張していた。自分のまったく知らない世界、自分がほとんど知らない領域であると感じていた。不安だったから5日間ビジネスホテルに泊まって参加した。今回2回目は気持ち的にはだいぶ違う。はやりできる、できないは別として、何か第一歩を踏み出すことが大切だ。この研修で得た学びは大変大きいと感じている。2日目以降の学びも重要なのでポイントをしっかり押さえたい。理念を改めで現在検討中のビジネスモデルに落として考えたが、もう一度見つめなおしが必要に感じた。最初に決めた理念は途中で変えることができないことを念頭に入れ決めなければならない。

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