第四の表面において

きみを落とそう。第四の表面において、、、
かおを崩し、楽しみ、たくらみが流れる。それは葉を与えられた肉であって、
と書けば、楽しみは薄らぐ。(肉の反対側に、それを破壊する。
雨、が大地を逃げてゆく。鏡の裏箔へ、手の下へ、詩(死)がおかれる
字句へ、きみの裸体へ、滑りこみもする。テクストを遡りながら
もりはし、を反射的に送り返す。きみを落とそうと、いつもそうだ。
横滑りしながら、もり。きみが語ろうとする度に肉と皮膚を与えて
 並置するだけで、、、
父、へおとろえた白やとぎれた静脈を 母、へくろい脚をきる。
半過去をおろそかにせず、骨の概念にかけてきみの手の理由を
収縮しては、爪をたてられた。きみを要約するもりに等しく
   *
いつも、テクストをさ迷い、ますます森のなかにとり残される。余白へ、過ぎてしまうまでの短い演出があれば、僕は耐えられる。僕は境界線を理解できなかった。あるいは境界線のない国を行ったり来たりしたのかもしれない。反対へ、丘を緩やかに、乳房へ落ちてゆく。わずかな拒絶があったのだろう、森がことばを跳ね返すように、鏡が裏箔を必要とするように、その夜、光は果実を剥いては、障子を透かし、画面を滑らせては、ナイフは研がれ、きみの裸体が、鏡あるいは反射鏡の役目を、現前の出来事の陰画の役割を果たしていた。書き込まれたテクストは反転され、倒置され、定着液に浸され、遡るように発語してゆく。井戸のなかを落下する赤子だったのだ。空間の理由はそれであって、ドラマの戸口に照明があてられる。

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