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いいねされた数だけ創作に関する質問に答える 〈前編〉

 Twitterのハッシュタグを見かけて、自分の創作姿勢を振り返るためにどれも答えたくて全回答しようと思い立ちました。いいねされた数だけ、というレギュレーションを無視しております。どうかご了承ください。
 回答してから二週間くらい経過しています。

1.ペンネームとその由来は?
 Lab(ラボ/らぼ)です。物語世界のLaboratory(実験室/研究室/試験所)として自作品を見つめるアカウントです。

2.メインの創作形態は?
 小説らしき文章(主に掌編)を書きます。ほか、詩作、お絵かき(イメージ画/設定画)など。最近メインがすっかりお留守です。

3.主な活動場所は?
 Twitter、note。

4.どういう時にアイデアが浮かぶ?
 風景をぼんやり眺める時、なにも考える必要がない時、または哲学や建築に関する専門書を読んでいる時です。

5.作業環境は?
 スマホ、充電器を抜くと一瞬で電源が落ちるノートパソコン、創作用の紙のノートと筆記用具、参考資料、音楽、冷めてもおいしい飲みものやおやつ、セキセイインコのぬいぐるみ。

6.作品の最終確認はどうしてる?
 校正・チェックはなるべく日をおいて出来る時にやります。高確率で加筆をしてしまうのでその分のチェックをまた後日行うことになります。

7.自作品を3つのワードで例えると?
 記憶・記録・接続。

8.書きやすいキャラは?
 ぱられる中部地方のあっこらへん(創作バンド)ではまだいません。
 本アカのファンタジー創作では、ある遊園地の支配人代理兼キャストで道化のミスター・ナンセンスとミズ・イノセンスという二人組が異様に書きやすいです。時空転移、パロディ、自作自演、変装変身、メタ発言、なんでもアリなので動かしやすいったらないです。

9.書きにくいキャラは?
 創作バンドマンは全員書きにくいです。生活者として書きたい思いがあり、今まで現実的な暮らしにお話の焦点を絞ったことがないため慣れないのだと思います。書くのは新鮮で楽しいです。

10.つい書いてしまう世界観、設定、シチュエーションは?
 精霊や幽霊、ロボット(アンドロイド)の存在、時空を渡航する者たちやそれが可能な設定がかならずといっていいほど登場します。
 自作品同士がパラレルワールドとして存在を相補しあっている、連関する世界が好きです。

11.キャラクターを作る時はまず何から考える?
 そのキャラクターが自分の視界に現れるきっかけがそれぞれ違うので、一概には言えませんが、得意分野や職業が多いかもしれません。
 「マッチを擦ったりチャッカマンを一発で着けるのが得意」など、どんな些細なことでもそこから空想を広げることが多いです。

12.キャラクターと関係性を築くなら?
 できれば今のままの、向こうが〈わたし〉を認知しない赤の他人同士が望ましいです。〈作者〉の存在にうっすら勘づいているメタフィクション作品の登場人物も居ますが、かれらも同様です。

13.書きやすいのは一人称、二人称、三人称、その他どれ?
 三人称、次点で一人称です。人称不在の小説(論文調?)、もしくは不特定多数の視点や、“私”などの一人称表現が登場しない静物画のような文章(鑑賞者と対象とが同じくらいの強度の存在感/美術館や博物館で展示作品同士が見つめ合っているような感じ)は挑戦したくてときたま練習します、が、楽しくもあり無茶苦茶に難しいです。

14.あなたの創作スタイルは計画的?それとも感覚的?
 計画を立てる努力はします。なかなか実りません。結局書ける時に書くということになるので、なにも考えずに書ききるほうが早かったりもします。

15.質問も折り返しなので自創作の宣伝をどうぞ!
 こちらに創作バンドの設定や短編をまとめています。

 後編に続きます。