#エピソード記述、振り返り➂


今年度もあと少し。
いろんなことがかたちになってほっこりしています。

放課後児童クラブも・・・、地域とともに・人権意識をみんなで・・・と数年前から何かある度にプレゼンしたり、話をしたりしてきたのですが、そのことが具体化できてきていることを嬉しく思います。

教育や保育は社会の基盤ですが、マニュアルのようにどの価値観が正しいかという正解?!みたいなものはないと思います。
時代によっても、国によっても、社会や地域、家庭によってもさまざま。

とくに今の状況は、その判断がむずかしくなっていますよね。

最後は、置かれた状況の中で、なにを選択し、トライ&エラーを繰り返しながら、マイナスや遠回りに思える道程も自分のなかで、どうプラスに肯定できるか、それを信じて待てる環境をどう創造し、その関係性をどう培っていくか、少し抽象的かもしれないけれど、そのことが大切だと痛感します。

その具体化、実践の方法は、それぞれの現場で違うと思いますが、格差社会のなかで、生きづらさをかかえた立場に学ぶ視点を忘れなければ、夢や理想は少しずつ、現実に近づいてくると確信します。

「それはあなたの考えですよね」、教室でこどもたちから耳にすることばです。
相手、他者の考えを共有せず、瞬時に封殺してしまう、大意はないのでしょうが、相手の思考を停止させる、利己的なことばです。

もちろん、自分の考えや想いを主張することも大切です。
ただ、互いのことばに耳を傾け合うことは、小さい時からの習慣や経験で変わっても来ます。

自分を大切にしながら、相手も大切にできる、理想ではなく日常の経験で磨かれていく非認知能力です。

喧嘩やトラブルや、ひとやすみ?!は成長の兆し?!です。
それをどう活かしていくか、その方法を考え、創造し、少しずつみんなで実践できた振り返り③。

ちょっと疲れも、厳しさもあるけれど、こどもたちとの関係性を楽しんで歩めた1年、3学期です。

お互い、体を大切に、来学期も、素直に、反抗期も楽しみながら、ちいさな実践、日常を積み重ねていきましょうね。


ちょっと、放課後児童クラブのひとこまから💛


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