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昔描いた4コマを振り返る14

前回

『全ての機械は故障している』
 きのこの山みたいな人が機械の安全について語る話。そんな言葉は無いです。
 何かの誤作動で髪が抜けて頬が膨れたそうです。
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『トイレットペーパー』
 白線流しをしたいけど白線流しを理解していない人の話。
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『四季臓器』
 カレンダーの写真風に季節を感じる風景に臓器がある爽やかでグロテスクなイラスト。そして四季折々の臓器のいたわり方を語る4コマ。
 秋だけ架空臓器、架空名詞、架空形容詞、架空動詞で構成されている。
 秋以外の真面目な解説を考えるのがしんどかったけど、これらが真面目であればあるほど3コマ目が生きるので頑張った。
 本当はもっとちゃんとした水彩画っぽく背景を描きたかったけど画力と時間で妥協。
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『招き猫』
 手が長い、小判が髑髏の招き猫。というかただの手が長いふてぶてしい猫。
 [その他小ネタ]
 蝶 or 蛾を正規表現で表している。
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『雨乞い』
 すごい能力があるのに、心の問題でその日暮らしを余儀なくされるフリーターを紹介する話。
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『スポンジ』
 スポンジを7個食べた人の話。
 7個セットという中途半端な数というボケもイマイチ。
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『メモ魔』
 なんでもメモを取る悪魔(左利き)の話。
 メモ書きのアップだけで、周りの状況や悪魔の感情を想像させるネタ。他にもいくつかメモ魔でネタが描けそうな気がするが、キャラを使いまわさない縛りがあったので二度と出てこない。
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『線香花火』
 無限線香花火って作れないかなと言う妄想を4コマにした話。
 消費電力量が増えるので最後はボタン電池が変わっている。単5かな。
 無駄にアノードとカソードを説明するボケだけは面白い。
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『粉ダーツ』
 粉ダーツというよくわからない遊びをする話。
 常時鼻フック男の無意味さは好き。
 粉に埋まって、粉に刺さっている的にダーツを投げる。
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『煎餅』
 煎餅の食べ方の話。背景の説明画は右の人が持ってる説明画の状態をそのまま反映させてグチャグチャになる。
 A~Dに違いが無いことは図を描いてから気付いた。
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『ボート』
 ボートが楽しくて仕方が無くなる催眠術をかけられた人の話。イマイチ。
 なんか毎日辛くて、まやかしでもいいから楽しい気分になれないかなとか考えてたんだと思う。しかし、つかの間の夢は無常にも簡単に覚める。仮初のユートピアは儚く終わる。所詮は砂の城、本当の幸せはここにはない。そんな想いは込められていない。
 あなたがいま夢中になっているもの、それって本当に自発的に好きになったものですか? 周りの評価で面白いと思わされてるだけじゃないですか? 催眠術にかけられてはいませんか? みたいな想いも、全く込められていない。
 ナンセンスだもの。
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『ウミウシ』
 ウミウシが生る木を育てて食糧危機を救いたい、顔がホログラム投射機になっている人の話。
 小ネタに彼岸花でがち。
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『シウマイ』
 宙からシューマイがぶら下がっていて、その先には逆シューマイがある。という話。
 なんか思いついたときはめちゃくちゃ面白いと思ったんだけど、4コマにしたとたん本当に面白く無くてびっくりした。
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『しびん』
 しびんをアップデートしようとする人の話。心が疲れているので思考が過激になっている事を自覚する。自分が4コマ考えてる時の思考そのまま4コマにした感じ。
 最後ショートケーキが取っ手に挟まるのは好き。
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続き


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