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企業型確定拠出年金からiDeCoへの移行

退職したので会社で貯めていた企業型確定拠出年金をiDeCoに移す手続きを行いました。

自分はSBI証券にアカウントがあったので、そこからiDeCo申し込みを行いました。

SBI証券ホームページ

”iDeCo確定拠出年金”をクリックすると以下の画面に飛びます。実際SBI証券とiDeCoのホームページは別になっています。同じ画面で操作はできません。iDeCo審査が通れば共通パスワードでホームページを行き来きできるとのことです。

SBI証券iDeCoホームページ

自分はSBI証券口座を持っていたので、真ん中の青いボタンからスタートしました。

次に取引パスワードを聞いてきます。これはSBI証券での取引パスワードです。これを入力するとSBI証券に登録された個人情報が自動入力されるようになります。

取引パスワード

認証コードがメールアドレスに送られるので、その番号を入力する。

認証コード

次に誕生日等入力画面になるが、SBI証券の情報から自動的に埋められているので内容を確認する。

生年月日

次に加入状況を聞いてくるので、移したい年金を選ぶ。私の場合は企業型拠出年金。

加入状況の確認

ここが要注意のところ。職業を選択すると、”SBI証券のiDeCoで掛金を拠出する”にチェックが自動的に入る。積み立てをしない場合はこのチェックを外しておく。後からは変更できないので、ここは慎重に考えて絶対に間違えないようにしましょう。特にiDeCoは所得税の控除になりますので、掛金すれば税金の削減にもなります。

掛金のチェック

申込み方法を選択します。私はWEB申込みを選択しました。

申込み方法

一度終了画面が出ます。

申込受付

次に免許証等アップロードする手続きに入ります。

資料提出

本人確認の書類を提出します。

本人確認書類

画像をアップロードします。

アップロード

アップロードした書類情報の確認を行う。

情報の確認

”SBI証券のiDeCoで掛金を拠出する”にチェックを入れた場合は以下の画面になります。チェックを入れていない場合は基礎年金番号のみ入力します。この番号は厚生年金、国民年金、確定拠出年金ともに共通になっています。
チェックを入れた人は国民年金の付加保険等加入しているか聞いてきます。

国民年金の付加保険

そして毎月の掛金を入力します。掛金はそれぞれの条件で上限が変わります。0にはできないので、積み立てたくない場合は最初から入力をやり直しとなります。

掛金

会社から送られてきた、移管元の記録関連運営管理機関、資格喪失日等を入力する。

管理資産移管依頼画面

以上で手続きは終了。数日後に審査結果が届くようです。
実際に利用できるまでは1~3か月かかるそうです。口座開設後、配分設定等できるようになります。

手続き終了

不明な点はSBI証券iDeCo開設サポートデスクにお問い合わせください。

ちなみにiDeCoではクレカ積み立てができません。銀行口座からの入金となります。その際、住信SBI銀行、新生銀行とのメリット等はないようです。
自分が良く使うセブン銀行は対象外でした。

SBI証券でiDeCoにかかる費用は初期手数料2828円。口座管理手数料として積み立てを行わない場合は月々66円、積み立てがあると105円の引き落とし手数料を加えた171円かかります。これは取引を行う国民年金基金連合会にかかる費用です。SBI証券の運営管理費は無料です。銀行によっては管理手数料が300円以上する銀行もあるので注意が必要です。今のところSBI証券は業界最安値です。

退職して確定拠出年金の掛金を行わない場合は、通算企業年金へ預ける方法もあります。その場合の運用益や事務費は以下のサイトでご確認ください。ただしここへ預けると運用はできなくなります。

年金試算シミュレーション|企業年金連合会 (pfa.or.jp)

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