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土づくり

家庭菜園を始めるに当たり、まず土づくりから始めたいと考え、土壌改良について調べてみました。我が家の庭は赤土で、全面に古い芝が生え、笹やドクダミの根がはびこっています。

以下に調査した内容を記載します。

  1. 雑草と根の除去
    笹の根やドクダミの根を徹底的に取り除く。根が深い場合は掘り起こして除去してください。私は根が入り込まないようにアゼ波を周囲に設置しました。

  2. 排水性の向上
    赤土は粘土質で水はけが悪いことが多いです。良い水はけと空気の流れを促進するために、有機物と腐葉土を土に混ぜ込むことが有効です。

  3. 有機物の追加
    腐葉土、または堆肥を定期的に土に加えることで、土壌の構造を改善し、栄養素を供給できます。家庭から出た生ごみも栄養になります。これらの有機物は土壌の保水能力を高めるとともに、根が広がりやすい環境を作り出します。

  4. 土壌の分析
    土壌のpH(酸性度)や栄養素のバランスを調べるために、土壌検査を行行います。

  5. 土壌改良材の選定と施用
    土壌のpH調整が必要な場合は、石灰を添加してアルカリ度を上げることができます。また、硫黄を加えることで酸度を高めることもできます。これにより、土壌の化学的バランスが改善され、植物の栄養吸収が向上します。
    苦土石灰を土壌に入れた場合、土壌が安定するまで少し時間を置くことが推奨されます。苦土石灰は土壌のpHを調整し、カルシウムとマグネシウムを供給するのに効果的ですが、土壌との反応には時間が必要で約1か月はその土壌に新しい植物を植えるのを避けたほうがいいです。これは苦土石灰が土壌に完全に反応し、土壌のpHが安定するのを待つためです。苦土石灰を施用した後、肥料は少なくとも2週間後まで待つことが推奨されます。これは、苦土石灰が土壌の化学的性質を変える可能性があり、すぐに肥料を加えると予期しない反応が起こる可能性があるからです。

今回、有機物として牛糞、pH調整に苦土石灰、肥料として8:8:8を購入しました。8:8:8とは、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の比率がそれぞれ8%であるバランスの取れた肥料を指します。

5月に夏野菜を植えるのが楽しみです。


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