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#15 私的社会編集 Vol.2 歌人に聞く。"それで、言葉は石になったか?"

※6月25日更新の等身大ラジオのハイライト

等身大ラジオのゲスト回 Vol.2。

身の回りにいる素敵なひとに、あれこれ聞いちゃおう、そうしたらきっと、社会がより「面白く」見えるはず。
という企画、題して「私的社会編集」。

✓3つのキーワードでゲストをご紹介します
✓自分がいいなと思っているところを伝えます
✓気になっていることをテーマに深堀りしていきます

さて、今日もはじめます。ゲストは歌人の待たないさん。


ご紹介

新卒で入った会社の同期です。会社員、ときどき歌人。

彼女を紹介するとしたら、、
「成果を出す」「自己征服」「山内マリコといせもえさん」

強そうだけど、実際に強いけど、それだけでもない。強さの裏には着実な自己征服の歴史がある、尊敬しています。
そして山内マリコといせもえさんへの憧れにまっすぐなところがチャーミング、と思います。

テーマトーク

  • 短歌解説「怖いもの 地震雷 白線の内側で待つだけの人生」

  • 短歌を詠むという行為は自分への何かしらの処方箋になりましたか?➡"それで、言葉は石になったか?"

  • また詠む可能性はあるのですか?

編集後記

「成果を出す」について、「やる以上のことを言わなければ良い」という潔さは、待たないさんらしいなと思いました。

新宿伊勢丹のジルサンダーにてはじまった待たないさんの短歌。
突発的なはじまりとはいえ、今まで考えていたこと・思っていたことを短歌の形にしているということ。

自分との向き合いのなかで、短歌は必要なプロセスだったということ、
短歌を詠むことそれ自体よりも、それを表に出すことで得られる共感や反応から、自分一人じゃない、と思えることが、励ましになっている、ということが分かりました。

それから「待たない」というの由来についても深堀り。あのとき待たなかったから今がある、と言っても過言ではない瞬間がたくさんあるのだろうなと、思いました。

そして今回の主テーマについては、「石は個性」というところに落ち着きました。石をなくしてしまったら皆同じ人間になってしまうから、自分の石はそのまま持ち続けて良いじゃないか、と二人で話しました。

いまでも短歌を詠み続けている待たないさんの短歌はTwitter「#待たない短歌」で見つけられます。さらに、VAJA JAPON でも毎回紹介されているのでそちらもぜひ!わたしもVAJA JAPON のリスナーである。

待たないさん、ありがとうございました!



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