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フラテルニテ感想前夜

ハピネスシンドロームADV『フラテルニテ』を完走したため感想をまとめようとしたのですが、その前にフラテルニテとの出会いと私のルーツについて簡単に説明しようとしたところ長くなってしまいました。
そのため、完走前夜としてこの記事をUPします。

フラテルニテとの出会い

18歳になったから18禁ゲームでも買うか!と思って探してフラテルニテを見つけたという記憶があったのですが、調べたところ発売年が2014年で、そのころ私は22歳ぐらいなので違いました。
もう一度よく考えてみると、euphoria発売頃18歳ぐらいなので上記の理由で18禁ゲームを調べている際にeuphoriaでCLOCKUPさんを知ってたのだと思います。
ただ、18歳になったばかりの学生が買うには少々高価だったので購入には至りませんでした。
それを3,4年ほど経って急に思い出して、最新作を調べたらフラテルニテがちょうど発売される頃だったということでしょう。
公開されているオープニングムービーを観てとても気になったのを覚えています。
(当初はYouTubeに公開されていたと思うのですがなくなっていました。CLOCKUPさんのサイトでダウンロードできるので気になる人は観てみてください)
オープニング曲は『仰げば尊し』でして、めんどくさいオタクにとってかなり興味を引くムービーでした。
子ども向けではないコンテンツで使われる童謡や合唱曲、この世のめんどくさいオタクは好きでしょう。

私のルーツ

物心ついたころに、初めてはっきりと意思を持って観たアニメは『おジャ魔女どれみシリーズ』でした。
”変身もの”であり”赤ちゃん”や”パティシエ”などの女の子が好きな要素ももちろん良かったのですが、心理描写や成長過程の魅せ方が好きでした。
いや、おジャ魔女どれみを観たから好きになったのかもしれない。
卵が先かニワトリが先か……とにかく、ヒヨコだった私の初めてはっきり鑑賞したアニメーションでしたので、キャラクターデザインやストーリー構成などあらゆる面において私の作品鑑賞の指標になりました。
そのため群像劇が好きな訳ですね。
そして思春期を迎えて無事中二病を発症するのですが、通過儀礼のように乙一さんの小説に出会います。
当時発売されていたものは一通り読んでいましたが、一番好きなのは『GOTH』でした。
どこか人間ではない雰囲気の少女と主人公が淡々と猟奇的な事件を覗きに行くストーリーに、文字通り中二だった心をがっつりと掴まれました。
あとは日日日さんの香奈菱高校シリーズにもハマってました。
当時は『ちーちゃんは悠久の向こう』『うそつき 嘘をつくたびに眺めたくなる月』『ピーターパン・エンドロール』の3作品でしたが、調べたら新作出ているんですね。
そんな感じで「群像劇」「薄暗い思春期」が好きなんです。
なのでフラテルニテをプレイしたのは”必然”かもしれないですね。

購入のきっかけ

その後10年以上の時を経て、心はめんどくさいオタクでありながらもなんとな~くそれっぽく大人になりました。
つまんねぇ大人になっちまったなという気持ちと、精神的な平穏を大事にしたいという気持ちを抱え生活しています。
毎日YouTubeでVtuberとその時やってるゲームの解説動画なんかを観るのが日課になっていたのですが、だんだん観るものがなくなってきて、おススメを何度もスワイプで更新していたら「鬱ゲーまとめ」とか「胸糞ゲームまとめ」の動画が出てくるようになりました。
たまにはこういうのも昔に戻ったみたいでいいなと、配偶者がいない時に観ていたのですが、そうしていく中でおススメに以下の動画が出てきました。

こ、これはあのオープニングムービーのやつ!と即視聴。
視聴後、やっぱりやってみたいな~~でも今更な~と悩んでいたところ、同チャンネルでFANZAのセールがあり結構安く買えることを知り、これを機に買うしかないと購入を決意。
今仕事がクソ繁忙期なのでメンタルやられてる暇がなく、そういう面でもちょうどいいと思いました。
その後同チャンネルで『Erewhon』のレビュー動画があり、CLOCKUP作品をまとめて買っちゃおうと勢いでポチりました。

なんかもうちょっと簡単にまとめられるかなと思ったのですが、思ったより長くなってしまったので内容のレビューは別に上げます。
これ以上長いと読むのも面倒ですしね。
明日から仕事ですが、仕事から帰ってからちゃんと続きを書くとカシオミニにかけて誓います。

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