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「現場が見えていない」仕事をしたいとは思わない

元請けの人が下請けが仕事をやらないからという理由で辞めさせた
せっかく1年間時間をかけて指導し経験してもらいここまできたのに
人を育てるっていうのは難しいし大変なんだよ
しかもこの時代
人材ってそうそう見つかるものでもないし

その元請けの人が辞めさせた人はここ数年で3人目
これって下請けの人にも問題はあるかも知れないが、それよりも元請けに問題があるんじゃないだろうか
そこらへんをちょっと考えてみた


今回辞めさせる理由は
「元請けとしてやって欲しい業務をやっていなかったから」
とか…

まず元請けとして下請けに仕事を発注する上では

  • やってほしいことをちゃんと伝える

  • やってほしいことをちゃんとやっているか確認する

  • やってほしいことをやってもらえるよう是正する

することが必要だと考える。

しかし話を聞いてみると、
元請け側は現場から物理的に離れていて、現場の状況がよくわかっていない
そして、
現場からの意見について聞き入れずに、無理難題を押し付ける
そして、
その結果について確認もせずに、放っておいて、最後になって結果がでていないとクレームをあげる
みたいな典型的な能ナシ管理。

放っておいてちゃんとやれるんだったら、元請けの会社通さずにやっていますから…

日報を書かせていた、というけど、それは何のため?
日々の状況を確認し是正していく、対策を考えていくためでは?

本当にこの元請けなにやっていたんだか。。。

全ての点に通じるのはやっぱり

現場が見えていない

ということ。

現場が見えていないのに、
現場の人に的確な指示を出せるわけはなく、
現場の人を正当に評価できるわけはなく、
現場の人と考えを共有することなんてできない。

来年も経営陣の判断でまたこの元請け会社に発注するみたいだが、
多分同じことになるんじゃないかと思っている。

この元請け会社から得られることはただ一つ

現場が見えるような仕事をしよう

という反面教師的な部分のみ。
現場が見えないのであれば、それは仕事の範囲が大きくなってしまっている。
自分の理想とする仕事のやり方ができないのであれば、仕事のやり方を変えるのではなく、仕事の内容や範囲を変えていきたいと思う。


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