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想像の世界を形にしてみて

 私にはフォレストランドという創作の世界があって、小さい頃から漫画やイラストを描いてきました。青学VRラボに入ったのも、その創作の幅を広げたいと思ったからです。自分のキャラクターで3Dアニメーションを作れたらきっと楽しいだろうなと色々想像していました。

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 前期はBlenderの使い方を学び、ピンキーというリスのようなオリジナルキャラクターのモデリングをしました。そしてそのキャラクターが歩いたり回ったりする短いアニメーションを作りました。初めてなので作ったのはシンプルなものでしたが、今まで絵でしかなかったキャラクターが3Dになって滑らかに動く様子を見たときはとても嬉しかったです。

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 後期はルーネスとミーシャという2人組のオリキャラが音楽に合わせて踊る、MVのような動画を制作しました。まずVroidを使って2人の3Dモデルを作りました。完全にイラストの通りにはできませんでしたが、そのキャラっぽさを出すこと、子どもらしい体型にすることを工夫しました。次にMMDというソフトで2人に踊ってもらいました。モデル、モーション、ステージ、カメラ、音楽を組み合わせるだけなので簡単かと思いきや、必要なものがダウンロードできなかったり開けなかったりで苦労して、コンピューターの難しさを改めて実感しました。思い通りにいかなかった点もいくつかありましたが、それでも何とか好きな曲で踊る2人の動画が完成したときにはとても感動しました。

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 1年間このラボで活動してきて、思ったより難しかったことや意外とできたことなど、VRや3Dについての様々な経験ができました。何より今まで想像するだけだったものを形にできたことが一番良かったです。また創作意欲が湧いたのでこれからも頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。