【観戦記】サンゴリアスvsブラックラムズ 〜POMが熱すぎた週末!〜
こんにちは。
「ツグてん」のラグビーに疎い方、てんです。
1/30(日) 秩父宮ラグビー場4節
東京サンゴリアスvsブラックラムズ東京
この試合のPOMは、ハードワークで体を張り続けつつ、トライランクでもトップを走り続けるショーン マクマーン選手!
しかし、この日は間違いなくもう一人のPOMが存在した。
大活躍を見せていたテビタ・タタフ選手が前半35分にノーバインドタックルでレッドカード(一発退場)になるなど、決してハッピーな試合内容ではなかった。
おまけに後半35分には、ラックからの逆転トライ・コンバージョンを決められてしまう。
4点ビハインドで迎えた後半37分。ブラックラムズの「ミルキー」ことアイザック ルーカス選手が自陣深くから大きくキックしようとしたその時
白い天使が舞い降りたのだった
祝原 涼介 184cm/115kg 25歳
この日 飛んだ
時が止まったのはほんの一瞬。
「あぁ落とさないで…! 足もつれないで…転ばないで…! あぁあと20㎝…!」驚くやら褒めたいやら慌てるやら感情がごっちゃになるファンの3秒間の思いを乗せて逆転のトライを決めた。
歓喜の中、流されるリプレイ。
喜びだでけではないところから来る笑いに包まれる秩父宮。感情がごっちゃになっていたのは、ファンだけではなかった。
帰宅してからチェックしたj-sports オンデマンドでは、ラグビージャーナリスト小林新緑郎さんの渋みのある「噛み殺し切れない含み笑い」がしばらく続いた。
と言うか、ガッチリ笑う人もいた。
このファンタスティックなチャージを偶然なんて言葉で終わらせてはいけない。解説の熊谷さんもおっしゃっていた。弾くことなくその手に納めたこと、それこそが凄いんだ。
なんなら着地したあと、ナチュラルにステップまで踏んでいる。
祝原選手は常々から言っていた。
これから上を目指していく中高生フロントロー諸君もぜひ、フィールドプレーを磨いて貰いたい、ボールを扱う事に長けて貰いたい、軽やかなステップを踏んで貰いたい。
君たちは可能性に満ち溢れている、君たちだって飛べるんだ…!
この後にこんなやりとりが続くことは、ここでは触れずにおく。
あと、彼は漁師だ。
とにもかくにも、残り時間3分チャージからの逆転トライだ、そりゃマクマーンも思わずキャップを授与したくなる。
1日前の土曜。
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われた
埼玉ワイルドナイツvsコベルコ神戸スティーラーズ
ここでもPOM界隈は賑やかだった。
この画像1枚でもう事件だ。
もしウチの田舎でこのような方が歩いていたら、僕の母が取る手立ては「通報」に違いない。
毎週末、短パンを履いた紳士たちによるこんな(笑いや)情熱に満ちた熱戦が繰り広げられている ジャパンラグビーリーグワン (旧 トップリーグ)
熟練・沼民・新参者・ド素人、色んな人たちが色んな目線で推しチームを(頑張って)記事にしてるマガジンがなんと登場。
これを読んで、お前なんかにサンゴリアス担当は任せておけん!いう愛と気概に溢れた方や、私も初心者だけど実はお気に入りのチームがあるんですって言う初々しい方、ぜひ興味を持って下さい。
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「あぁ落とさないで…! 足もつれないで…転ばないで…! あぁあとちょっと…!」と言えば、明治大学 石田選手(セブンス代表)をも振り切り試合を決めた、早稲田大学 小泉怜史選手の極上トライも忘れちゃいけん。
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