間近や遠巻きに見たフィッシュマンズ
佐藤伸治が亡くなって25年。四半世紀。
メンバーを間近や遠巻きで見たり見なかったりしたメモ。
佐藤伸治(ボーカル、ギター)・・・生で見たことはない。実際に会うと煙草臭そうとふと思ってしまった。気安く話しかけられないだろうな、というか他のメンバーでも無理だったので、尚更。猪木とルチャ以外のプロレス話はどこかで語ってないのか、それは気になる。存命だったらKAMINOGE出てほしかった。ヒロトと対談したりも実現しただろうか。ブルーハーツ好きというのは納得できるような意外なような(欣ちゃんがchelmicoの人との対談で明かしていた)。
小嶋謙介(ギター)・・・たまに行くミュージックバーでDJ姿を何度か見かけ、数度会話。気さく。マスターの計らいでツーショット撮ってもらえたのは感激した。弾き語りも観たことあるが、「君がいなきゃ歩けないよ」に佐藤伸治が憑依。MCでピーズのハルと麻雀、プロレス好きで仲良くてという発言あり。佐藤伸治のCD棚にピーズがやけにたくさんあったのもこの絡みか?
茂木欣一(ドラムス)・・・2016年、Alabama Shakes@新木場coast。終演後に見かけたブーツを履いた長身の男。マスクをしてたけど、あれは確実に欣ちゃんだった。オーラあり。
柏原譲(ベース)・・・ライブ以外で目撃したことはない。普段イージーミスをするタイプでない後輩が、SNSに「インストアで近くで見たら普通のおっさんだった」とうかつなポストをして本人に拾われてて驚いた思い出あり。フィッシュマンズという名バンドでリズムとアレンジの要を担っていたベーシストだからと、つい幻想を膨らませる気持ちはわからないでもない。
HAKASE(キーボード)・・・ミュージックバーでDJを目撃。レゲエの7インチのみのセット。
バーカウンターで「やっぱり佐藤くんの詞はいいよね…」としみじみ呟いていた声が頭に残っている。声もいい声で。映画「フィッシュマンズ」の渋谷ラママでのステージ裏のシーン、佐藤伸治に「しんちゃん」と呼びかけていた。明学の先輩後輩の流れで佐藤小嶋〜茂木柏原が上下関係できている中で、どちらとも(おそらく)タメ口という立ち位置が面白いな、と思った。
木暮晋也(サポートギター)・・・DJを目撃、会話した。バンドやってるなら、サウスバイサウスウエストは目指した方がいいよというアドバイス。何もかもバンド漬けの環境で凄いフェスだ、というようなことを言っていたような。そういえば、その数年前には吉祥寺キチムで清野アナとやってたプロレステーマ曲イベント観たことがあった。その話、すればよかった。
2024/4/21、メジャーデビューから丁度33年。
いつでもあの日のまま胸に刺さる。