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2020/09/09

疲れているらしい。

小さな不幸がやたらと連発している。一昨日には関西の定宿が潰れた事を知り、大変なショックを受けた。昨日は乗っていた電車が車内点検とか言われ、寝惚けていた僕は点検の為の停車を駅に着いたと勘違いし、非常に恥ずかしい思いをした。それに加えて、3年間愛用していた扇子が壊れた。これは中学の修学旅行で購入した、中々に上質な物だっただけに悲しい。今日に至っては、就活の書類に若干の不備が見つかった上に、ポケットの底が抜けて家の鍵が落ちた。帰ろうとしたら何故かスマホの充電がなく、僕のモバイルバッテリーは反応してくれないという有り様(今晩は友人からモバイルバッテリーを借りて自宅に持ち帰っている)。

挙げ句に珍しく電車を寝過ごした。普段は1本で帰れる列車を選ぶのだが、今日に限って早く帰ろうと違う行き先の速達種別に乗っていたのだ。気付いた時にはドアは閉まっており、家とは違う方向へと列車が走り出していた(なお優しい駅員さんにより助かった)。

情けない。偉そうに志望動機に「人の役に立ちたい」とか書いておいてこのザマか。人に救ってもらってばっかりで、僕ひとりじゃあ何も出来やしない。急がば回れとはまさにその事で、つまるところ僕は疲れている。

疲れているので、さっきチャリを漕いでて遭遇したクソ野郎に皮肉を言う気力も無かった。僕がチャリで車道を走ってたら、道沿いの葬儀屋から車が出てきたのだが、それを誘導する葬儀屋のジジイがまさかのこちらノールック。完全に車道に背中を向けて、車に向かって無意味にオーライと言い続けている。お前はアホなのか、何がオーライなんだ。危うく轢かれかけたからクレームの1つでも入れてやりたいぐらいだ。というより、いつもの僕なら間違いなく皮肉を言っていたハズ。

この如何にも不幸な数日間の話をしたら、地元の友達が遊びに誘ってくれた。ぶっちゃけ僕にとって今年の夏はちっとも夏じゃなかったけれど、少し取り返せるのかもしれない。

以上。2020年9月9日、24時27分。

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