見出し画像

2020/07/15

表紙の画像(051)を選択しようとしたら、その1つ前に保存された画像が050だった。つまりは今日という1日、全く画像を保存しなかったという事である。つまらない1日と言ってしまえばそれまでだが、時にそうした日があっても良いと思う。

今朝はいつもより早い電車、本八幡行きの急行に乗ることに成功した。しかも角席確保。あまりの居心地の良さに、朝っぱらからウトウトする始末である。その為か、笹塚で完全に乗り換え損ねてしまい、新線新宿へと連れていかれた。新線新宿からJRに乗り換えるのぶっちゃけクソ面倒なので、いくら角席でも捨てて笹塚で京王線新宿行きに乗り換えた方が得だったと思う。あーあ。

今日は弁当を作る気力が無かったもんで、学校の近くのスーパーでチーズハンバーグ弁当を購入した。のだが、レジを担当した外国人バイトがビニール袋の中にそれを垂直にスッと入れて僕に渡してきたのである。普通弁当を90度横に向けるか?せめてもう少し水平に近付ける努力をするものではないのか?お陰様でデミグラスソースが漏れだし、袋の内側が若干汚れてしまったし、中身の食材もあっちこっちへ大冒険してしまった。あーあ。

と、何やら微妙な1日だった。で、帰りも席を確保して半分寝ながら帰っていたんだ。そしたら途中で乗ってきた、恐らくは年下の女子学生。確かあの制服は近くの有名な中学のモノだったと思う。高校に通っているここ数年ですっかり沿線の学校の知識が付いてきてしまったので、容易にそれが分かった。

顔立ちも整っていて、率直に言えばとても可愛らしい子だった。そして何より、持っていた傘がとても素敵で魅せられた。和傘、あるいは限り無く和のテイストを盛り込んだ16本骨の傘であったが、それが彼女の清楚な可愛らしさにとても似合っていた。

それからしばらく眠ってしまっていた僕だったが、終点まで2駅という時に目が覚めた。そんで横に座っていた彼女はその次の駅で下車したのだが、その時に起きた事件が昼間のツイートの通りである。

ドえらい恥ずかしかった。あーあ。

そのお嬢さんは凄く丁寧にお礼を言ってくださり、最初から最後まで育ちの良さそうなしっかりした子だった。それがまだ救いなのかもしれないが、思い出すだけでも悶々としてしまう。もっと何か適切な言葉があっただろう!(と思うが、正直何も思い付かない)

でもやっぱりこういう少しの行いって良いね。利己主義の塊みたいな僕だけど、僕自身が幸せな気持ちになれるという時点で、これが善、人助けに分類されるかは別としても行う価値のある事だとは思う。何せ特に誰も損はしないからね。きっと大切な傘だったろうし、言葉は言葉だったにせよ呼び止められて良かったなとは思っている。そう思うことで、これ以上考えすぎるのを止めたい。

以上。2020年7月15日、24時11分。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?