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映画から学んだ事〜ショーシャンクの空に編〜

名作と名高いこの作品
見た人も多いはず

今回は「ショーシャンクの空に」から学んだ事を書いてみようかなと思います


〜ざっくりストーリー〜
若くして銀行の副頭取だった主人公アンディは妻とその愛人を射殺した罪に問われ劣悪なショーシャンク刑務所に入れられる

そこで長年服役している調達屋のレッドと知り合いいろいろ助けてもらいながら囚人生活を送る

主任刑務官のハドリーの遺産相続問題を知ると仲間にビールを配る代わりに財務処理の知恵を貸す事で一躍仲間からの尊敬され、それがきっかけで社長のノートンから賄賂などの隠蔽に関わる事になる

ある年アンディは図書係に配置換えになりそこで50年も服役しているおじいちゃんのブルックスと知り合う

何年か経ってブルックスに仮釈放が許されるがブルックスは50年以上服役していたため外に出るのが怖くて仮釈放を断ろうとした
仲間からの説得もありブルックスは渋々ながらも仮釈放に応じて社会に出るが、外の生活に馴染めなくて自殺してしまう

その後トミーというコソ泥が刑務所に入ってくる
すぐにアンディ達と仲良くなり、慕ってくるトミーに文字の読み書きや勉強を教え、トミーはアンディの過去を知ると以前入っていた別の刑務所での知り合いがアンディの妻とその愛人を射殺した人物だと伝える
無実を訴えるがノートン所長やハドリー刑務官は内部の不正を知っているアンディを出す気はさらさらなく、折れないアンディに対してトミーを「脱走しようとしたので射殺した」と殺してしまう

そして1ヶ月後、アンディはショーシャンク刑務所から脱獄してしまう
ついでに所長の不正をリークし、不正の際に使っていた偽名スティーブンスを名乗って所長がため込んでいた財産を引き出しメキシコへ

所長や刑務官は罪に問われ、間もなくレッドが40年もの服役生活でやっと仮釈放が認められる
しかしブルックス同様外の生活に馴染めないレッドはアンディからの伝言を思い出しメキシコのジワタネホに向かい、悠々自適にすごしているアンディと再開を果たし抱擁を交わすのだった


だいたいこんなストーリー
ここで学んだのが4つ
・人は自由になれる手段があれば使うのか?
・長年不自由な環境に馴染むと未知な自由より楽な不自由を望む
・諦めない
・希望って大事

アンディの服役年数は約20年
ある時脱獄のヒントを得た彼がコツコツ諦めずにいつでも脱獄可能なところまで周到に準備を進め、トミーの死をきっかけに外の世界に
自由になるための資金も脱獄した後の安全を確保するための不正リークもしっかりやった

片やブルックスはすでに人生の半分以上を刑務所で過ごしていたため居心地の良い刑務所より仮釈放での外の生活は死を決意するほどのストレスだった

そしてやっとの事で仮釈放になったレッドもブルックスと同じ道を辿るところをアンディの存在があった事で自由の素晴らしさを知る

ある時友達が僕に「10億円の宝くじ当たったら何がしたい?」と聞いてきた事がある
当時大した知識もない自分が出した答えは「遊んで暮らす」だった
少なくても自由に生きたいとは思ったんだと思う

僕は同じ質問を他の友達にもした
返ってきた答えは「貯金する」「当たるはずがないからわからない」「とりあえず欲しいものを買う」など

聞いた人達全員ではないにしても大体が「自由」を口にすることは少なかった

そんな友達に「自由と不自由どっちが好き?」と聞くとほぼ100%「自由」と答える

矛と盾の話を思い出さずにはいられない

そこにこのショーシャンクの空にという映画で学んだ事を思い出す
長年同じ暮らしをしてきてそれを不自由とさえ思わなくなると、楽な不自由と未知の自由を天秤にかけて不自由を選ぶ

不自由の中でできる自由

人生ってそんなに小さくないんだよ、とちゃんと伝えたい

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