百八の煩悩　二煩悩目

日々の煩悩を消化すべくアウトプットを
脳内ぐるぐる精神ぐらぐら

四十にもなればそれなりに落ち着く
絡みがなかった人に初絡みしたり
喋った事ない人と喋ってみたり
歳を重ねればフラットになるから仕方ない

そう、、仕方ない、、

別に絡まなくていいし、喋らなくていい
だって、そういう奴って学生カーストで
自分が上だと思ってての絡みだから

鼻につくんだよ

かと言って邪険に出来ないじゃん？
「お前らのグループ楽しそうで羨ましかった」
なんて事を言う

お前らのグループ？
別にグループ組んでねぇよ
何勝手にお前の枠組みでグループなってんだよ

あと四十にもなっていつまで昔の事言ってんだよ
いつまで昔の事にすがってんだよ
こっちは違う席で楽しく飲んでんのに
絡んでくんなよ、トントン「わかる？」じゃねぇよ

感じとってくれー
この雰囲気を感じとってくれー
見て見て、この愛想笑い
ほら聞いて聞いて、へぇー、あーそうなんだ
しか言ってないのを気づけ！
酔っ払ったフリしてるのわかるから
酔っ払って絡んでますよ感わかるから
仲良くならないから
四十から友達にならないから

尖ってきた報いが今きてんだよ
ステータスの為に固めてきたトモダチは
皆結婚して家族できて仕事でいなくなったろ
めちゃ×2イケてるメンバーはおじさんになったろ
これが四十だから

早く席に戻れ
混ざらないから
乾杯しねーよ早く戻れ帰れ

かと言って邪険に出来ないじゃん
だから、ありがとうまた今度一緒に飲もうで帰る
連絡先なんて交換する暇なんてないぐらい帰る

半分残ったレモンサワーを片目に
そんな事を思う自分も一緒なのかなと自己嫌悪
怒りと共感の三十路から
自己嫌悪と同族嫌悪の卑下だらけの四十路

身の振り方のついて改めて考えてしまう
またひとつ煩悩が増えそうだ