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キッチンでお手軽フィルム現像

私が、写真を始めた時代フィルム価格、数十円カラーフィルムでも100円前後でした。(当時はカラーよりもモノクロフィルムの方が安かった)現像も同時プリント1枚12円、一時期は同時プリントを頼むと新しいフィルムがおまけで貰える時代。24枚撮りきったフィルムを現像に出すと、300円でおつりがくる。内容はフィルム現像(ネガ)+ベタ焼き+サービス版プリント24枚に未撮影のフィルムがついてくる。ミニラボ以外に、近所の文房具屋さん・タバコ屋さん・パン屋さんでも、受付をしてくれてフィルムも販売していた時代。カメラ小僧(当時はこんな死語的な言葉もなかった)にとって、お小遣いでできる遊びでした。ここ数年のフィルム価格は、カラーフィルムこそ1000円未満で買えるがモノクロフィルムは、1000円以上当たり前、さらにモノクロフィルムに限っては、フィルム現像のみで(ベタ焼きはついてくる)1500円さらに1週間の納期、当時はミニラボなら、即日現像当たり前の時代にカルチャーショックを覚えるほどです。これでは、銀塩写真文化が衰退していくのは当然の流れではないでしょうか?現在の価格では、お気軽に銀塩寫眞を楽しむには敷居が高くなってしまいますね。

せめて、フィルム現像価格が1本あたり20~30円になれば、ネガフィルムで銀塩寫眞を楽しむ方達が増えるのではないかと5年ほど前に出版したのが「キッチンでお手軽モノクロ自家現像」さほど売れずに即廃刊になりましたが・・・(涙)

1本10円~20円、複数本同時に現像すれば、それ以下の価格になれば、銀塩寫眞初めてみようかな?って思う方が少しは増える事を期待しつつ、noteを始めてみました。勿論、始めるにあたって少しは道具を揃えなくてはなりませんので、初期投資は多少勇気が必要かも知れませんが・・・。15000円もあれば、始められるので初期投資としては敷居が低いのではないでしょうか?

暗室なんていりません!キッチン、洗面所、バスルームなど水が出ればどこでもOKです。興味沸いて来ませんか?お手軽に始められますが、奥は深いので沼にはまらぬようご注意下さいね。

つづく

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