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【薬剤師国家試験】月間復習テストの勉強方法について(※授業の復習方法について)

こんにちは。
薬ゼミ内部生は、そろそろ月間復習テストですね。
質問箱でもたくさんの質問をいただきましたので、今回は月テの勉強方法について(授業の復習方法について)まとめていきたいと思います。

1. 出題数・時間・難易度について

問題の出題数は、1日の授業につき、必須2問、理論2問の計4問です。
例えば、5月の授業が16日あったとすると、16日×4問=64問という計算になります。

時間は、1問あたり平均1分半ちょっとです。
例えば、88問で140分です。

難易度は、平均正答率が6割前後なので、模試レベルだと思います。

私は、必須は30秒、理論は2分、残りの時間で入力と見直しをしていました。
月テはとにかく時間が短いので、時間配分に気をつけて、テンポよく解いていくことがとても大切です。

2. 勉強方法について

月テの勉強方法について、たくさん質問をいただくのですが、大切なことはただ1つ。

授業があったその日に復習をやって、週テまでに理解と暗記を終わらせる。

です。

これを徹底すると、月テの3日前(金・土・日)から、確テの復習をするだけでも、7割以上(平均78%)を安定して取ることができました。

なので、月テの勉強方法の質問をいただいても、3日前から確テの解き直しをさらっとやっていただけなので、月テのための勉強方法よりも授業の復習方法をアドバイスしたいというのが本音です。

では、授業後どのように復習をしていたのかを書いていきたいと思います。

3. 授業の復習方法について

まず、私からみなさんに2つお聞きしたいのですが、

どれくらいの時間をかけて復習しているのでしょうか?
どのように復習しているのでしょうか?

ということです。

「復習が終わらなくて、青問全部できない」、「復習が終わらない」という声を聴くのですが、少し疑問が残っています。

というのも、私自身、授業自体の復習(青問は解かない)は大体20分くらいで終わらせて、その後、青問を解いていた(約2時間)ので、大体19時には授業範囲全ての青問(授業で解いていない問題も含めて)を解き終えて、勉強を終了していました。

①授業の復習の時短方法

たぶん、授業の復習を20分で終わらせると聞いて驚いた方もいらっしゃるかと思うのですが・・・
これにはわけがあって、昨年の5月コースは、授業終了後1時間の間に確テを解かなければならなかったので、やるしかありませんでした(涙)

ⅰ)授業は『全集中の呼吸!!』

これは絶対です。眠いし、飽きてくるとスマホを触りたくなるし、ボーっとしたくなるのもよくわかります。それに、「もうそこはわかっているよ!」ってところは他のことを考えてしまいますよね・・・

でも、この時間の使い方はとてももったいないです。

まずは、睡眠を7~8時間はとって授業中は眠くならないようにしましょう。
飽きてきたり、ボーっとしそうなときは、
授業中に授業の範囲の青問(授業でやらないところも)を進めましょう!
振りプリをやってもいいです。

ふせんにまとめてもいいです。

時間を有効に使いましょう。
※ただ、授業に耳を傾けながらやって下さいね。

ⅱ)青本の復習ポイントにふせんを貼る

授業中にふせんを貼って復習ポイントを目立たせることがとても大切です!!

ふせんは、
①よくわからなかったところ
②暗記が必要なところ
③ポイントを簡潔にまとめて青本に貼る

に貼って下さい。

そうすると、復習するポイントが一目瞭然で、授業後漠然と復習しなくなり、自分の苦手なところや暗記しないといけないところを中心に勉強できるので、時短にも、成績アップにも有効です。

目的別にふせんの色を変えるのもおすすめです。

ここで、重要なことがあります。
それは、暗記が必要なところは、何回も繰り返し見て覚えてください!!
暗記はどうしてもその日中に覚えきれない時もあると思います。
なので、授業があったその週は毎日見て覚えるようにして、週テまでにはきちんと暗記できるようにしましょう!!

ⅲ)メモをとる

あとは、授業中に先生が板書するところだけじゃなく、先生が口頭で説明するところも、メモを取るようにした方が良いです。
意外にそこから問題が出題されることがあります。

メモを取る時のポイントは、「主語+述語」を意識して簡潔にメモを取って下さい。
いきなり、英語の文法みたいなのが出てきて何??と思ったかもしれませんが、あとから読み返しても意味がわかるようにメモを残すことがとても大切です。

例えば、薬理で

レボドパにカルビドパやベンセラジドを併用する理由は2つ!!
①レボドパの用量 ↓ 、②SE ↓ 

とメモに残す。
みたいな感じで、ポイントを整理して、簡潔に書いておくと後から見返した時にすっと頭の中に入ってくるので、メモの取り方も工夫してみてください。

また、青本に書き込みをするときは、板書はボールペン、自分でメモするときはシャーペンと決めて書いていました。
後から見直した時に、見分けやすかったのでおすすめです。

私が大学生の頃よくやりがちだったのですが、とにかくメモを取るのですが、結局何が言いたいのかよくわからないメモの残し方をしていました。
私の大学時代のようなメモの取り方をしないように気をつけましょう。

②青問の勉強方法

青問で勉強するときに1番やってほしいのは、選択肢1つ1つ正誤をつけながら問題を解き進めることです。
模試や国試は消去法を使っていいのですが、授業の復習で青問を勉強するときは消去法は絶対に使わないでください。

間違えた問題やあいまいな問題は、青本に簡潔に問題と答えを書いて、あとから青本を読み返した時に青問の問題も同時に考えられるようにしていました。この勉強方法をしていたので、青問自体では1周しか勉強していませんでした。
※青本を読めば、自分が苦手な問題が目に入るので、実質青問を何回か解いたことになると思います。

青問は、授業で扱わなかった問題もすべて解いて欲しいのですが、その日のうちにどうしても終わらないという時は、土日にやるようにしてほしいと思います。

4. 復習サイクルについて

私は、週テまでに自分の苦手を解決するように徹底していました。
というのも、「エビングハウスの忘却曲線」はとても有名な話なので、みなさんもご存じだと思うのですが、授業後の1週間の間に復習を徹底することで、その後の記憶の定着率はとても変わってきます。

おすすめの復習サイクルは、
授業(当日) → 翌日 → 週末 → 月テ前

苦手な科目は、
授業(当日) → その週の週末まで毎日(5連続) → 週末 → 月テ前

がおすすめです。教材は確認テストを使用していました。
これを意識していたら、自然にできるようになって成績がグンと上がったので、自分に合ったサイクルを探してみてください。

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5. 最後に

月テの勉強方法と書きつつ、普段の勉強方法について力説してしまいましたが、私が浪人中意識していたことを書かせていただきました。

まだ、予備校が始まって1か月ちょっとなので、自分に合った勉強方法を探してみてくださいね。
質問がある時は、ツイッターのDM、質問箱でいつでもお待ちしております。

今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。


※下は有料記事です。中身はないのですが、今回の記事が参考になって、私にコーヒーをごちそうしてもいいかな??って思った方は是非ご購入いただけるととてもうれしいです(笑)






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