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『薬剤師国家試験』 浪人の勉強方法(青本の使い方)について

今回は、薬剤師国家試験の勉強方法について書いていきたいと思います。

105回国家試験で不合格になった私でも、統一模試ⅠからⅢまでAブロックをキープして、安定した成績を保てました。ただ、250点台で上り止まりしてしまったので、「それ以上を目指したい!」という方向けではないことをご了承下さい。

1. 青本の使い方(統一模試1位の先輩)

まず初めに、統一模試で1位を取った先輩の青本の使い方をご紹介します。

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○実例(著作権の問題上そのまま掲載することができず、このような形になってしまい申し訳ありません。)

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この青本の使い方をもとに授業を受けました。

2.私自身の勉強方法

さて、ここから私の勉強方法についてご紹介させていただきたいのですが、その前に現役の頃の勉強について、少し記させていただきます。

現役時代は、過去問6年分を3周、青本を2〜3周しました。青本は隅から隅まで読んで、全て理解して覚えようとしていました。

ですが、青本はとても分厚く、隅から隅まで理解して覚えようとしても、私の脳では整理して覚えきれずに失敗しました。

その反省から、隅々まで最初から覚えようとはせず、問題で出てきた項目を中心に理解して覚えていく方法にシフトしました。

(1)主に使用した教材

この1年間で私が主に使用したのは『確認テスト』と『青本』です。予備校では、たくさんの資料をもらいますが、私の場合、他の教材(青問など)は1周しかしておらず、回数別の過去問は今年やりませんでした。ただし、1周する時に、わからない問題や曖昧な問題は必ず青本に戻って確認したり、青本に問題を書き込んだりして、後日も確認できるようにしました。

(2)青本の読み込み方法

青本の読み込みについてですが、最初から隅々まで覚えようとしても、とても大変です。
1周目:赤字→2周目:黒太文字→3周目:欄外のメモ欄のように、だんだん読み込む範囲を広げていくことをおすすめします。

私の場合、統一Ⅰの時は、確認テストで問題の問われ方を確認し、そこを中心に青本の読み込みを重ねました。結果、246点取れたことから、この方法は間違えていないのかなと思いました。

この要領で勉強をして、青本の読み込み範囲を広げていきました。また、その際に科目の壁を超えて、知識を結びつけられるようにしました。

(3)1日の勉強の流れ

〈平日〉
9:00-9:30:前日の復習、授業の予習
9:30-17:00:授業(時期によって終わる時間が異なります)
17:00-19:00:授業の復習

〈月間復習テスト・模試前〉
上記+α
21:00-23:00:自分の苦手な範囲の復習

〈土日・長期休み〉
1日:6時間から7時間、その週に学んだことの復習

〈直前期(国家試験30日前)〉
1日授業含めて13時間

(4)復習の間隔と頻度

復習の間隔は、『授業の翌日→その週の土日→1ヶ月後→3ヶ月後→模試前(冬休みや国家試験前)』のようにして、少なくとも10周しました。
※苦手な分野は授業を習った翌日から週末まで毎日(連続5日程度)解きました。

(5)合格ノート

直前期(国家試験30日前)は、「絶対に合格する!!」とモチベーションを上げるため、『合格ノート』を作成し、また、国家試験の直前や休み時間に確認できるノートを作りました。

(6)合格ノートの作り方

ノートの大きさはA6サイズで、縦に4段に分けます。
一番上に「絶対に合格する!!」と書く。
一番左(1段):その日の予定と(Re)前日に間違えたり曖昧な問題の復習箇所、その日に勉強する予定の項目を書く。終わったらチェックをつける。
2〜4段目:曖昧な範囲を『時間をかけず』に簡潔にまとめる。

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このように勉強してきました。

最後に

私は、頑張りすぎるとストレスが溜まりすぎて、爆発してしまいます。
だから、予備校の授業は全力で受けますが、あれもこれもに手を出して中途半端にならないように、やることを最低限に絞って、とことんやり込む方法にシフトしました。

自分に合った方法を見つけて、継続して勉強できれば、きっと合格することができると思います。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。




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