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高知県リハビリテーション研究会は「百科事典」

高知県リハビリテーション研究会(以下リハ研)は、リハビリテーションに関する勉強会が一病院内で始まり、その取り組みが拡大して平成元年に団体として設立され、平成5年からは会員組織になりました。

この団体の目的は、地域リハビリテーションの理念に基づき、高知県内の保健・医療・福祉の向上に寄与することです。

※地域リハビリテーションとは、地域リハビリテーションとは、障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う。(「日本リハビリテーション病院・施設協会」の定義より)

事業として、高知県のリハビリテーションの普及や啓発活動、地域のリハビリテーションのシステムに関する研究、ホームページを通じた情報発信などが挙げられます。

理事や会員は異なる職種や立場の人々で構成されており、奇数月の第一月曜日には理事会が開かれ、高知県のリハビリテーションに関する課題や解決策が議論されます。

リハ研の最大の特徴は、障害を持った方も理事として参加していることです。

私は脳卒中当事者で医療や介護には門外漢ですが、利用者としては21年の大ベテラン(^-^;

私以外でも、視覚障害、セクシュアルマイノリティや様々な障害を持たれている理事が居られます。

彼らは自身の経験をもとに、リハビリテーションの視点から様々な問題に取り組んでいます。

理事たちはそれぞれの専門分野で重要な存在であり、他の団体でも活躍している方も多いです。このような実践力を持つメンバーが、研究大会や委員会活動を通じて地域のリハビリテーションに貢献しています。

具体的には、リハ研オンライン勉強会(年5回)や高知県リハビリテーション研究大会(昨年で第55回)を中心に開催しています。

その他の委員会活動はコロナの影響から抜け出せておりません(^-^;

私はピアサポートを考える委員会(休眠中)と
昨年理事の有志と7月に起ち上げた何でも言って委員会(仮称)を6回開催。少ないメンバーですが、本当に中身の濃ゆい話し合いです。

1月29日(月)19時から「リハ研臨時理事懇談会」を開催しました。

今、どの団体もコロナの影響だけでなく、ネットが広がり組織の運営や勉強会(事業)の分岐点に立っています。

リハ研も例外ではなく、厳しい運営となっております。

私はいつもリハ研を「百科事典」と言ってますが、理事に色々と相談したり、教えてもらったり、本当に「百科事典」です。

昨年は母がいつもの母が違ったので、理事(看護師)に相談すると、「救急車ですぐに病院に行って!」と言われ、高知市内の病院依行くと「老人性てんかん」と診断を受け、早期の治療で入院も短くて済みました。

こういったプライベートな相談までできるほど、仲良くなった理事さんも10名程居られます(^^)

オンライン勉強会やリハビリテーション研究大会は、毎回理事が企画しゲストスピーカーを交えて、意見交換や討議していますが、当初は恥ずかしながら脳卒中の影響も少しありチンプンカンプンでしたが、今では質問や意見まで・・・『門前の小僧習わぬ経を読む』\(^o^)/

私はネット社会だから、高知県以外の方まで勉強会や研究大会をオンラインで広げていきたいと思っています。

最後まで読んでいただき感謝です!

今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/

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