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「言葉の力」から約10年

こんばんは。
ひとまずの公約である7日間連続投稿最終日になりました。

今日は、ほぼひとりごとのようなものを皆さんとシェアしたいと思います。今日は短めです。

木全体で花の色を出す


私は学習塾でアルバイトをしているのですが、中学2年生国語の1学期の教材に「言葉の力」という単元があります。
全文はこちらから↓

http://jukuhinokuruma.blogspot.com/p/blog-page_2.html?m=1

あらすじはというと、「さくら色」の染めものが桜の花びらからではなく、桜の花が咲く直前の幹の皮から色を出しているという筆者の新しい気付きから、人が発する言葉一語一語は人間の内面に依存して印象が変わるのだ。というものです。

これを読んで改めて「なるほどな」と。
と同時に、これ、自分が中学生の時一つも理解できてなかったな、先生はどうやって語ってくれたんだろう。という気持ちになりました。

「何を言うか」ではなく「誰が言うか」


この文章の真髄って、多分、言葉の意味や美しさ、正しさはその言葉自体が持つイメージよりももっと、発した本人の印象だったり、人間観だったりが、大きくイメージを左右すると言うことだと思うのです。
以下は私が1番気に入っている一節です。

一見したところぜんぜん別の色をしているが、しかしほんとうは全身でその花びらの色を生み出している大きな幹、それを、その一語一語の花びらが背後に背負っているのである。そういうことを念頭におきながら、言葉というものを考える必要があるのではなかろうか。

noteを書くにあたり、私も「言葉の力」を認識し、効果的に使いこなしていきたいものです。

今日はここまでです。
明日より数日お休みし、また再開する予定です〜!
ではまた!

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