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日々の栞

日々の栞という曲をつくった。
もともと1人でギターを持って歌っていたものに賑やかなバンドサウンドを載せて、気持ちの良い楽曲に仕上がった。そしてこの名前がついた。
(僕の曲の多くがそうなんですが曲名がぎりぎりまだ決まらなくて名無しのままでいることが多いです。)


いざ曲が完成したときアニメーションをつけてみたいという気になった。僕の絵の技術は小学生の図工の時間で止まっているので、自分でつくれるはずもなく、だれか他の人に頼む他ない。
とりあえずネットで探すことにして、「映像作家100人2020」というまとめページをみた。
最近は、なんでも良くも悪くもわかりやすく綺麗にまとめられている。



そんな中で目にとまったのが、今回日々の栞のpvをお願いしたささきえりさんだ。
はじめに見た作品は「わたしとあさみちゃんとべろべろおじさん」というアニメ。
小学生の女の子二人の小さな世界の中でおこる、ちょっとした日常が描かれていて、同じ体験したわけではないのになぜか懐かしい気持ちになった。なんだか小学生が夏休みの宿題で描いてきた絵が動きだしたみたいだと思った。(もちろん下手というわけでなくですよ、だからこそ懐かしい気持ちになれたのかもしれない。)

ささきさんの作品の多くに女の子が描かれていて、作品によって雰囲気が違うのだけれど、どれも愛らしい。
今回、日々の栞のpvで描いてもらった女の子もそうなんだけど、髪の動きに目がいってしまう。ふわふわと風を吸い込んだみたいに、無邪気にうねるのがいい。特に「さばくのエッセイ」という作品の女の子が可愛い。
髪の毛の動きで女の子らしさが表現されてるのかしらん。と素人ながら思った。
(「砂漠のエッセイ」は砂漠の真ん中に住んでいる、黄色いお鼻の女の子とお花の話なんですが、文章で説明するのが難しいのでぜひ見てほしい。とても面白い作品。youtubeで見れます。)

本人に直接お会いしたことはないのだけど、テレビ電話で顔合わせした時に同い年だということが判明した。
なんだか嬉しくなった。そして僕の曲も気に入ってくれたみたいで、また嬉しかった。作品を通じて繋がっていくのはやっぱり、いいものだなあとしみじみ思う。
ささきさんと同じ学校に通ってたとしても違うクラスにいただろうなと、根拠もなく思った。廊下でたまにすれ違うみたいなね。

なんでだろう。




日々の栞のpvはyoutubeでご覧いただけますのでぜひ。たくさんの人にみて、きいてほしい。




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