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らんだ、たいだ、それが何だ



生きる事って煩わしい。

面倒なことがたくさんある。本当にたくさんある。
目をぱちくりと開けたなら一日が始まって、寝床から這い出て、お外に出なくちゃならない。と、その前にお外にでる準備。支度。
自分の顔をチャプチャプと水で洗い髪をとかして、歯のお掃除。大人の男なら顔のお髭刈りも忘れずに。電動のやつでね。うぃーんと。女ならお化粧かしらね。
時計を見て時間を確認。

お外へ出るには外出用の服を着なければいけないし、靴も履かないといけない。 靴を履く前に靴下を履かなければいけないし、靴下を破いてしまわないように足の指の爪が伸びすぎていたら偶には切らなければいけない。
季節が夏ならば、日焼け止めをお肌に塗らないとこんがり焼けてしまう。冬なら、襟巻きに、、、人って手はだいたい裸ん坊で過ごすことが多いけれど、この季節は手袋がいるかもしれない。
そこまで入念に準備を施してやっとこさ、玄関をくぐる、おっと家の鍵をかけることを忘れずに。携帯電話はポッケの中。もし音楽を聴きたかったならばイヤホンも。

 
生きる事って本当に煩わしい。

これからお友達とランチ。気心知れた中とはいえ失言ないよう気を配り、相手の心にお伺いを立てることを忘れない。時計を確認。
待ち合わせの時間に待ち合わせ場所に到着して友達と待ち合わせる、これからお食事。

生きることって本当に煩わしい。

街のそこたらじゅうにある信号機には逆らってはいけない。しっかり従う事。
電車やバスの順番はきちんと守る事。そして待ち合わせしてるならば、遅刻は良くない。
これは相手によっていくらか調整してもいいかもしれない。

本当に生きる事って煩わしい。

さあ、飯だ、、とちょいと待って。
お店で食べるにあたって、食い物の値段というものがある。自分や相手の身入りを鑑みて適当な選択を心がける。
お店の店員さんにも最低限の礼節は必要。
お水を足してくれたらありがとうございます。大声はいけないかといって、小さすぎると相手に聞こえない場合があるから丁度良い塩梅で、会話をする。相手と自分で半分こずつで会話できたら尚良い。
最近会った話を長くならないように、そして少しだけでも笑えるように。
テンション(感情)というものは高すぎても低すぎてもいけない。話が盛り上がればそれに合わせて感情を高ぶらせないといけない。
お店を出る時はご馳走様。

生きる事って本当に煩わしい

家へ帰ったなら、今日一日の汚れを落とさないといけないから、風呂に入らなければならないし、また歯のお掃除をしなければいけない。
眠むったら眠ったで明日にはまた目を覚まさなければいけない

本当に生きるのって煩わしい。









追記
先日 「窓を開ければ」という曲をリリースしました。そして来年には「IRAHAI」(イラハイ)
というアルバムをリリースする予定です。まずは窓を開ければを聴いていただければと、、
煩わしいと思うから
気が向いたらでいいからね。ね。

ジャケットは前田麦さん

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