人がポケカをやめるワケ
ポケモーニング!!
皆様3連休はいかがお過ごしでしょうか。
私はもう東京に帰りたくて帰りたくて、昨日は21時ごろに寝てしまったので、朝5時に起きてしまい、こんな記事を書いています。
今日の内容としては、先日どらの部屋で話させていただいた内容のまとめみたいな感じです。
ですが話した自分も何を話したかイマイチ覚えていないので、(そんなこと話してたか…?)と思う方もいると思いますが、そんなことを話したかったんだろうなと思って読んでください。
結論としては、
人がポケカをやめるときというのは、「遊ぶ人か遊ぶ場所がなくなったとき」という内容です。
最近のポケカ
「ポケカ界」という言葉があまり好きではないので(そんな界はないから)、最近のポケカ。
あくまで自分の張っているアンテナの中で観測できる範囲では、パックが買えねえ!とか価格が上がった!とかで嘆いている方が多少いるように見受けられます。
私の場合はオイルショックだったら尻が拭けなくなるので多少焦りますが、ポケカの場合、もともとパックもろくに買っていなかったし対戦意欲も別段ないので全く心は穏やかですし、なんなら今日は宇宙兄弟の新刊なのでウキウキです。
追記、発売日じゃなかったです。
公式だって一生懸命生産してます!!って言ってるので年末には何事もなかったかのようになってるんだろうなと思うので、みんなもそんな感じで一ヶ月くらいポケカから離れてみて新しい趣味見つけたりとかデートしたりとかそろそろ紅葉の季節だから旅行の計画でもすればいいんじゃん?とか思うのですが、それはみんなの生き方の問題なのでまあどっちでもいいです。
そんな中、「このままじゃせっかく増えた人がポケカをやめちゃう!!大変!!」みたいに慌ててらっしゃる方もいます。
それに対しては「本当に…?」って前からずっと疑問だったし、そこについてどらの部屋で語ったりしたのですが、
「ポケカやめちゃう」って言われることに対して「ああそうですか」っていうスタンスをとるのはオーガナイザーとしてかっこよくないので、
今回の記事では「ポケカをやめる」ってどういうこと?という内容に関して書いていきます。
私はポケカ引退常習犯
1ふぁぼもついていないのに私のポケカの歴史を語っていくコーナー。
ポケカがうまれて20年。私はほとんどの時代にポケカに触れていて、ポケカ歴20年とかポケカ愛とか言っていますが、めちゃくちゃ何度もやめています。引退常習犯ですね。でもほら、何度も離れても結局付き合ってるから本当に好きってことなんですよね。ってことで。
・旧裏
神童なので5歳くらいでポケカのルールを理解していた幼少期。対戦相手は99%お姉ちゃんでした。パックから出て来たカードだけでデッキを組んでいるので、zbさんのティーチングのティーチングに出てくる登場人物みたいなデッキで毎日対戦していました。当時のお気に入りはサザンアイラインドのピジョット。2進化無色4エネ50という性能なのですが、ピジョットが出せた対戦は大体勝っていたので、このカードが大好きでした。いまも大好き。
お姉ちゃんも忙しくなって来たりしたのと、ちょうどポケカeの時期で周りに誰もポケカしている人がいなかったのでやめました。
・ADV~PCG
小3。ADVというルビーサファイアのシリーズになり、友達が結構ポケカを始めたタイミングで一緒に始めました。この時も大体、パックを10パックくらい買った中で出たカードをトレードとかしながら遊んでいましたね。当時はハーフデッキ全盛期だったので、同じカード2枚あればデッキは組めるんですが、それでも完全には組めなかった。そもそも完全なレシピなんてものがチームココアにしか載っていなかったし。
小4くらいまでみんなで遊んでて小5でオーダイルexで大型公式大会に出た。
小6くらいでデュエマが流行って、イラクサくんしかポケカしてくれなくなって仕方なくデュエマはじめました。
・DP~L
DPはちょうど中学生。ゲームはプレイしていたけど、カードはやる相手がいなかったし自分もまあまあ遊ぶ暇がなかった。イラクサくんも野球してたし。高校生になって時間ができたので、彼を誘ってDPを買う。彼もこっそりパックは買ってた。このころちょうどDPtというシリーズが始まり、コモンやレアのたねポケモンだけでかなり強いデッキが組める時代だったので始めやすかった。所沢チェルモでジムチャレに出たり、大型公式大会に出たりもした。
困ったのは、高校生にはポケカを遊ぶ場所がないことである。2人ともファミレスとか人に見られるところでポケカをしたくなかったし、お互いの家もだめだったし、所沢まで行くのはめんどくさい。そんな状況で気づいたら辞めてた。
・BW
大学に入ったら楽しいことがたくさんできたのでそっちで遊んでた。でも毎週ポケスマは見てるから実はポケカやりたい気持ちはずっとあった。イラクサは誰とやるわけでもなくカードを買っていたので一回呼び出してBWで遊んだけど、この時もいかんせん場所がなかったので続かなかった。カードショップは臭くて嫌いだった。
・XY~SM
大4~社会人になってお金と時間に余裕ができて、BWが落ちたタイミングでまたイラクサを誘う。お金はあるからカードは買えるけどマジで場所がねえ、ポケカやりてえと思ってる状態が1年くらい続いた。ぽけみての記事なんてこの時に全部読んだ。
そして2016年2月、ようやくスピリッツのジムバトに足を踏み入れる。そしてオーガナイザー取得。今に至る。
長い自分語りのまとめ
お付き合いいただきありがとうございました。
不良なので4回くらいポケカを辞めていますが、これらをまとめると、
・辞めたワケ
①対戦相手がいなくなった
②対戦する場所がなかった
・復帰したワケ
①対戦相手がいた(イラクサ)
②対戦する場所ができた(スピリッツ)
です。ここで言いたいことは、カードを買えないとか価格高騰とかは直接のやめる原因とはならないということ。
同じカードで何度も遊んでくれる友達がいて、ストレスなく遊べる場所があればポケカはやめません。以上証明終了。
もちろん、ライフスタイルの変化とかで一時的にポケカにさわれない状態になることはありますが、(今の私とかね)人と場所さえあればいつでも戻って来られるのでそこは危惧すべき問題ではないかと思います。その人をやめている人とするか続けている人とするかはそんなに大きな問題ではないはず。
という風にまとめようとしたのですが、やっぱり正直者なので無視できなかった。復帰しやすいタイミングのシリーズというのはあります。僕の時はADV開始とBW落ちです。
どちらもゲームシステムの方向性に舵を切ったタイミングだと思うので、そう考えるとXY落ちで人がめっちゃ入ってきたというのは本当に納得です。外から見たらオーロットやガマゲロゲ、シェイミやトレーナーズポストは邪魔だったんでしょうね。
ですがこればっかりはゲームデザインの問題で、ユーザーが解決できる問題ではないので考えるだけ無駄だと思います。いま最高に面白い環境を作ってくれるクリーチャーズを信じよう。
今日のまとめ
ということで、さっき書いた大事なことをもう一度書きます。
同じカードで何度も遊んでくれる友達がいて、ストレスなく遊べる場所があればポケカはやめません。
これが原理、原則です。少なくとも私の中では。
そうは言っても勝ちたいから強いカードは欲しいじゃんという競技勢の方。皆さんはいろいろ文句を言いつつもちゃんと公式戦前にカードを揃えてしっかり競技のポケモンカードを遊んでいると思います。
ただ、その温度感でポケカをしている人はそう多くないと思います。ポケカ人口とかそういった大きな問題に目を向けるには、もっとカジュアルに(この言葉もあんまり好きじゃない)ポケカを楽しんでいる人の意見を抽出する必要があると思います。
「しゃらくせえ!俺が勝てればそれでいいんや!」という人はどうかそのままでいてください。ポケカにとってとてもいいお客さんだと思います。
この記事を読んで欲しいのは、
「どうしよう!ポケカがいまめっちゃ伸びてる!めっちゃいい風潮が来ているからこのあとめっちゃ悪い風潮が来てしまう!!!」と心配されている心配性の方へです。
私はゆとり世代であるがゆえに、なんで良い風潮が来るとそのあと悪い風潮が来るのかを全く理論的に理解していないのですが、そんなに心配ならそうならないように行動すれば?という気持ちです。
なので、ポケカから人がいなくなることに対する対策は、
同じカードで何度も遊んでくれる友達がいて、ストレスなく遊べる場所があればポケカはやめません。
ですから。わかりました?オーガナイザーの皆さん。ノートに書いてくださいね。それでは今日の授業はおしまいです。
…って書いて終わりにするのは叩かれそうだし、オーガナイザーとしてかっこよくないので、
この原理、原則を踏まえて「今日は練習しません。」というイベントをつくった話を次回に書きます。
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