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絵について...パステル画小史
MESSAGE from TOUICHI WATANABE
パステル画は古典のモーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール(1704-1788 フランス)の作品を代表に、ペロノー、シャルダン、プーシェ、ヴィヴィアン、ウードリなどを経て、ドガ、ルドンに引き継がれ、ピカソ、ロートレック、ルノワールなども作品を残しています。
日本では、大正時代に矢崎千代二によってパステルが紹介され、その流れが日本パステル画会につながっています。
なお、パステルという画材は、絵具の原初の姿をとどめていると同時に、絵具そのものの美しさのみへの過度の追求という欠点も含んでいるように思えてなりません。
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