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ついに国連が動く - 人類史上最悪のジャニーズ性加害事件

ジャニーズの性加害事件に進展がありました。

ジャニー喜多川氏による性加害疑惑が、国連ビジネスと人権の作業部会からヒアリングを受けたようです。

「人類史上最悪の性加害事件」はこれからどうなっていくのでしょうか?

やっと事態が動き始めた

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が、4日に東京・内幸町の日本記者クラブで会見を開きました。

会見では、ジャニーズ事務所の元社長であるジャニー喜多川氏を巡る性加害疑惑について、国連ビジネスと人権の作業部会からヒアリングを受けたことが明らかにされました。

作業部会の二本樹顕理氏は「これは人類史上最悪の性加害事件」と断言しました。

同会の代表で元ジャニーズJr.の平本淳也さん(57歳)は、平成元年からジャニー喜多川氏による性加害を告発してきた一人。

「やっと事態が動き始めた」

と感慨深い思いを語っています。

真剣に取り合ってくれない

平本さんは未成年タレントだった頃、ジャニーズJr.の合宿所に出入りしており、そこでジャニー喜多川氏に夜な夜な体をまさぐられました。

恋人レベルにならないとスターになれない、という圧力に耐えながらも、被害を受け入れることはできませんでした。

その中で、他の仲間が叫ぶ声を聞いたこともありました。

平本さんは事務所を離れた後も被害を訴えましたが、

「警察も世間もマスコミも、真剣に取り合ってくれなかった」

と振り返ります。

BBCの放送で一変

平本さんは著書「ジャニーズのすべて」を出版し、BBCの取材にも協力した結果、今年3月のドキュメンタリー番組の放送によって世間の反応が一変しました。

それを受け、5月にはジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪しながらも、被害を知らなかったと公表しました。

もちろん平本さんは、その言葉を信じていません。

彼は事務所が設置した再発防止特別チームについても

「世間に対するポーズで、問題の風化を待っている」

と感じています。

しかし、長い間一人で訴え続けた結果がここまで踏み込まれるとは、想像もしていなかったようです。

平本さんは最後に、事務所に対して

「被害者と向き合ってほしい」

と訴えています。


前にもこの事件を取り上げましたが、まさに「人類史上最悪の性加害事件」だと思います。

被害者の数は、下手したら数千人を超える可能性がありますよ。

どういう形で着地するかはわかりませんが、メディアのあり方も含めて、日本の社会が改善されることを願います。

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