VCV Rack2 初めての音出し

上記動画の内容備忘録

まずはAUDIOを用意
AUDIOが最終的な音の出力場所になる ここがゴール
出力先を決めてやる

次にVCO
VCO(Voltage-controlled oscillator)は、最初に波形を出力する場所
一定の波形を出力し続けるモジュール
SIN(サイン波)、TRI(三角波)、SAU(ノコギリ波)、SQR(矩形波)が出力できる
FREQ(Frequency)で波の周波数を変えられる 周波数は高いと波が細かくなり、音が高くなる
PULSE WIDTHは矩形波のパルスの長さを変えられる パルスが狭いと音の密度が高くなってミーッてなる 

VCOの波形のoutputからAUDIOのL/MON(左/両側スピーカーへのinput)につなげば、VCOで選んだ波形の音が出る
でも、音は出っ放し。 音のタイミング、音程などを制御したい

そこで用意するのが、ADSR(エンベロープジェネレータ)とVCA(Voltage-controlled amplifier)(いわゆるアンプ)

VCOからの出力をVCAのINに接続して、VCAのOUTからAUDIOのL/MONに繋げる。 つまり、VCOーAUDIOの間にVCAをかませた形。
VCAでは、VCAに入った音の音量を個別で制御できる。AUDIOとは別に
VCAは音の音量を調節するモジュール
手動で調節もできるけど、CV inputに信号を送ることで、その通りに制御できる

信号を送るモジュールの中で、エンベロープ(変化曲線)と呼ばれる時間変化パターンを作り出すのが、エンベロープジェネレータ。
その中でも、基本の4つのパラメータ(attack, decay, sustain, release)しか持たないモジュールを、ADSRと呼ぶ。AHDSFRなど、さらに複雑なパターンが作れるようにパラメータを追加して拡張されたモジュールもある。

ADSRの詳細
曲線を作るための4つのパラメータ
アタック(音の立ち上がり時間)
ディケイ(持続音への減衰時間)
サステイン(持続音量)
リリース(減衰時間)

ADSRの曲線を波形に反映させる方法
ADSRのENVから、
音量に反映させたいならVCAのCV inputに出力
音程やパルス幅に反映させたい、つまりVCOに繋ぎたいなら、それぞれFM、PWMに繋いで、その上のつまみで曲線をどれくらい影響させるか決める

ADSRを接続したら、ADSRにあるPUSHを押すことでその瞬間に曲線が動き出す。でも、やりたいのはキーボードとかをトリガーにして操作すること。

MIDI > CV を置く
MIDI(ハード)からの信号をCV(controlled voltage)に、モジュールが処理できる信号に変換するモジュール
いろんな出力端子があるけど、とりあえず今回のキーボードを音の発生トリガーにしたい場合、MIDI > CVのGATEから、ADSRのGATEに繋ぐ。これで、MIDIがADSRのトリガーになった
だけど、どのキーを押しても音の高さが変わらない
音程もMIDIに連動させたい。音程を変えるときは、MIDI > CVのV/OCTから、VCOのV/OCTに繋ぐ。これで、MIDIからVCOに周波数を変えてねーっていう信号を送ることができる


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