頑張ることって苦しいってことですか?の話

頑張るという言葉を聞くと、苦しいことと連想する自分がいる
というか、頑張ることは苦しいことと同義であると認識しているかもしれない
少なくとも、世の中の創作物に生きる登場人物達は努力していて、苦しんでいる
勉強だとか、スポーツだとか、趣味だとか

僕は頑張ることを放棄してきた人間だ
高校受験も「まあ受かるだろう」というレベルの学校を志望したし、そのままろくに勉強もせず周りのレベルの低さにかまけて推薦で大学に入学した
資格勉強もろくにせず、大学で得たものなどほぼないに等しい
誰かから「頑張ってますね」と言われても、
「いや、自分より頑張っている人間なんていくらでもいますよ」と返したくなるくらいである

でも、最近は少し違うのかなと思い始めている
頑張ることを放棄して、自分が興味を持った色々なものを見てきた結果、頑張ることに対する認識が変わるのはなんともおかしな話である

最近聴いたアニメソングに、こんな歌詞がある

何かを変えるとき 何かを選んだとき それは頑張るとき さあ笑ってごらん

アイドルマスター CHANGE!!!!より

この歌詞を聴いて、何かが腑に落ちた気がする
頑張ることというのは別に苦しくなくても良いのでは?
苦しいことだとしても、笑顔で楽しいことに変えてしまえばいいのでは?

志望校とか、就職先、格闘ゲームで言えば使用するキャラクター

何をどう足掻いても、人生において何かを選ぶときは遅かれ早かれ訪れてしまう
それを後悔しないように頑張ることは、自分にも出来るのかもしれない

それが苦しいことかそうでないかはこの際どうでも良い
ほんの少しの我慢と、頑張ることを楽しもうとする心が自分には足りていなかっただけなのだ

だから、頑張ること自体は苦しいことでもなんでもなく、自分がそう思っていただけなのかもしれない

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