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突然やってきた一推しからのファン卒

一番の推しだったEXILE/EXILE THE SECONDの黒木啓司さんが先日ご結婚された。

お付き合いされている方がいるのは週刊誌の報道で知っていたけれど、その報道から間を空けずに結婚の発表。しかもお相手は、2回の離婚歴があり、3人のお子さんがいる方。

啓司さんも40代の男性なので、いつかこの日が来ることは随分前から覚悟していた。

しかし、週刊誌の熱愛報道から結婚発表までの期間が短く、たぶん、週刊誌の報道は「撮られた」のではなく「撮らせた」と推測されるもので、週刊誌の記事が出たときには、既に結婚は決まっていて、既成事実を作るためのものだったと思われる。

例えば長くお付き合いされていたのであれば「そこまでお互い好きならしょうがないよね、寂しいけど幸せになって欲しい。」という気持ちも素直にわいてきたかも知れないのだけど、早すぎる展開にまったく気持ちが追いつかなかった。

また啓司さんのお相手が、経営者であり、以前芸能活動をされていたインスタグラマーで顔出しもされている方だった。そこで、本当は見なきゃ良いのに、彼女のインスタグラムの投稿を見に行ってしまったのだが、華やかすぎて正直私は苦手なタイプの女性だった。

熱愛報道まではファン卒までには至らなかったのだが、でもなんとなくそこから、少しずつ啓司さんから心が遠のいていたことは事実だった。

そして決定打となったのは、事務所を通じた結婚発表の後に、二人同時にウェディングフォトをインスタグラムに載せたこと。

最近ウェディングフォトを載せるのが流行っているのかも知れないけど、私はこれまで応援してきたファンに対する配慮に欠けると感じたし、この先どんどん啓司さんのプライベートが晒されて、見なくてもいいものを見る羽目になる(マタニティフォトなど)と感じ、もう無理と思い、ファン卒を決めた。

予想通り?翌日、翌々日とウェディングフォトの掲載が続いた。

ファンに対する配慮が欠ける、と感じた私が神経質すぎるのか、と思ったが、SNSでも同様の投稿をしている人が多くいたし、同じグループの他のメンバーを推している友人も「あんな写真載せられたら、私もファンを辞める」と言っていたので、私ばかりがそう思っているわけではなさそうだった。

私もできるなら推しとして好きになった人の幸せを願いたかったのだけど、相手の方に対してプラスの感情を持てず、いろいろ検索してみたところ、この記事のこの部分が私の気持ちを的確に表していた。

「他人の気持ちを無視して自己満足の投稿を行うことに対する嫌悪感があるようです。」

そうなんだよね。全くファンの気持ちを無視して、自己満足のためにウェディングフォトとか、自宅の写真バンバン上げるからからそれが嫌になったんだよね、って。

熱愛報道の後に啓司さんのパフォーマンスをテレビで見たけど、お相手の像が脳裏をチラチラよぎって、全く集中出来なかったのだった。それが今度はウェディングフォト、家族写真などが加わって、あぁ、もう無理だと思った。

確かに彼らも一人の人間だけど、私たちにも夢を見る権利はあるから、やはりウェディングフォトは自分たちの楽しみだけにして欲しかったなと。

ここに書いたことはあくまでもオタクのいち意見であって、個人の見解ということで。

で、ちょうど断捨離をして部屋を片付けているところだったので、この流れで彼のグッズも処分することにした。5年ほど推していて、ここまで全力で推したのは彼が初めてだったので、時間もお金もかなり注ぎ込んだので、グッズの量も結構な量だった。

彼のグループのライブTシャツ、彼がプロデュースしたTシャツがたくさんあって、以前から友人に「売るだけあるね」と言われていたほど。笑 写真に写ってないグッズもたくさんある。

処分の方法はやりながら考えるとして、とりあえず処分しようと取り出したグッズはみかん箱1個が一杯になるほどの量だった。少しずつフリマサイトに出品しているところ。

そしてスマホに保存した画像も山ほどあり、動画から削除していっている。

先日「容量がいっぱいです」と表示が出ていたのに、削除したらその表示が消えた。笑 やはりすごい量だったのだ。

これらの作業をしながら気持ちの区切りをつけて行っているところなのだけど、そこでわいてきた気持ちが「本当は勇退まで応援したかったのに、こういう終わり方はやっぱり寂しいな。彼自身が何かしたわけではないのに、こんな結果になってしまったのは残念だな。」と思った。

結果論だけど、顔出しなしの一般女性と結婚して、生活感が見えなければ、もう少し違っていたのかなと思う。

でも彼が好きになったのは彼女のような活動をしている人なのだから、この先、生活感を見たくないのなら、今後いちいち傷つくより、そっと離れるのが賢明なのかなと、離れる選択をした。

今はリアルに言葉を交わす気になる人もいるし、彼の後輩グループにも推しがいて、そちらの活動が活発なのでそちらを推していこうかと。

実際のところ、3グループ推すのは、時間的にも金銭的にも決して楽ではなかったので、ある意味強制終了できたのは良かったのかもしれない。好きでやっていたことだけど、歯止めが効かなくなっていたなって思うこともあったから。なので、1人推しが減って、寂しい反面、身軽になった自分もいる。

また、年内に発表してくれたおかげで、年内に気持ちの区切りや物の処分にケリをつけられそうだから、まあよかったのかなって思う。

啓司さん、お幸せに。
長い間、私たちファンを幸せにしてくれてありがとう。バイバイ。

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