詐欺にあった話(続編)

お久しぶりです。
前回から少し時間が経ってしまいましたが、続きです。

詐欺にあってから4ヶ月ほど経ちました。

時間というのは、すごいです。
そしてまた人間もすごいです。

だいぶ傷も癒えてきて、貯金も少しづつ溜まってきました。(夏のボーナスはありません泣)

詐欺にあった後は犯人を突き止めるか悩みました。
弁護士さんや詐欺対応をしている業者の方に、
たくさん話を聞きました。

まず、結論からお話すると、私の状況の場合なら
70%の確率で犯人を見つけれるという事でした。

しかし、仮想通貨での詐欺なので、
まずはブロックチェーンの解析が必要とのこと。

そこから相手の口座を発見して、犯人を見つける。

だけど犯人が何かの組織に属していて、どこかまた別の口座に移されていたり、そもそもお金を使ってしまっていたら、お金は返って来ないそう。

警察はお金を取り戻すのではなく、
犯人を捕まえることが重要なんだとか。

何のための警察で、何のための法律なのだろうと
怒りと喪失感に苛まれた瞬間でした。

また、「騙される方が悪い」
こんな言葉が頭をよぎりました。

人生100年時代、いろんな事があるとは思うけど
間違いなく人生ワースト3に入る出来事です。

弁護士さんに費用を払っても、犯人が金銭保持していなければ時間とお金を無駄にする。

もし金銭が何割か返ってきったとしても
成果報酬で弁護士さんにお支払いをするので、
手元に残るお金はわずかだと悟りました。

当時、利益を出金するためのお金として
自分の残りの貯金ではなく、消費者金融から
何十万とお金を借りました。
(詐欺師に30日以内返金なら利息もかからないし、
利益が引き出せたらすぐ返せるとそそのかされ)

そのお金を返すか、弁護士さんに一か八か賭けるか。

苦渋すぎる決断でした。
コツコツコツコツ貯めたお金。
遊びに行くのも、好きな物を食べるのも
買い物をするのも、おしゃれをするのも
自分へのご褒美は我慢して我慢して貯めたお金。

悔しくて悲しくてみっともなくて
胸が苦しかったです。

犯人が人のお金で呑気に暮らしてると思うと
なんともやるせ無い気持ちでした。

犯人には詐欺に会う前会うことすら出来なかったので
もはや何人なのか男なのか女なのか、

数ヶ月後にLINEのアイコンを見ると人が
変わっていました。

人間が1番怖いと本当に思いました。

結局私はどこへもぶつける気持ちが無いまま
犯人探しも、届け出も出していません、

これまでバチが当たるような事は特にしてませんが
いいことも悪いことも人生にはあります。

きっと犯人探しをしなくても、必ずどこかで
報いを受ける事になります。

お金は本当に大切ですが、お金が全てではありません

私からお金が無くなったとしても、私は消えません。

くだらない人間の相手をするほど暇では無いし

お金よりも大切なものがあると知っているから

絶対に屈する事はないし、むしろ経験です。

稼ぐ力があれば、怖くない。

大切な家族、友達、好きでいられる自分

これがあれば生きていけます。

詐欺にあったことでお金は失ったし、

したかったことも、欲しかったものも

親への恩返し、ライフプランなど崩れたけど

まだ20代のうちにこの額で済んで良かったと

今ではポジティブに捉える事ができています。

0からのスタート。
同じ失敗を繰り返さないため、悔しい気持ちを忘れず
私は真っ当に生きていきます。

そして同じ被害に遭う人が、少しでも減りますように

心から祈っています。

次回からは、日々の事や、人生についてなど
色々お話できたらと思います。

仕事で毎日大変だけど自分らしく、
やりきってみせる。みてろよ〜!

ここまで読んでくださりありがとうございます!
それではまた☺︎


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