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"ヘンテコ”。自分の能力と可能性にリミットをかけない、新たな世界の拓き方。

3/20(水祝)開催予定のヘンテコタウン2024
先週に続いて、協賛企業であるIE大学さんに、
どうやって子どもたちの「ヘンテコ」を花ひらかせるのか、
世界を拓いていくのかを、インタビューで聴いていきます。

IE大学Balvinder Singh Powar(バルヴィンダー・パワー)教授
私はスペイン・マドリード在住のインド系イギリス人です。IEビジネススクールの非常勤教授兼ビジネス・メンターとして、リーダーシップ、チームマネジメントとモチベーション、イノベーション文化、調停/紛争解決スキル、起業家精神を世界各地で指導しています。 大学ではビジネスと金融を専攻し、ロンドン大学で調停学の修士号も取得しました。スペイン国内外で、ビジネス、社会、文化、メディア、テクノロジー関連のプロジェクトを率いてきました。 また、ビジネスの面では国際的な航空宇宙プロジェクト・コンサルティング会社を創立し、取締役に就任している傍ら、スタートアップへのビジネス・メンターとしても活動しています。 私は強いチームを構築し、難しいプロジェクトを実現することに情熱を持っています。目標達成のために、自己啓発と積極性を大事にしています。

日本はイノベーションと新しいビジネスを生み出す場所としてどのように見えますか?

第二次世界大戦後、日本は目覚ましい復興を遂げました。しかし最近では、地域経済への依存、非常に構造化された働き方、そして非常に低い出生率のために、日本は競争上の優位性を失いつつあります。今みられる良い兆候は、より多くの日本企業や日本人が、企業文化、イノベーション、企業内/起業家精神について語るようになってきていることです。例えば、社員をIEのような大学に留学生として派遣し、彼らが帰国後にチェンジ・メーカーとなり、国の未来を切り開くことができるように支援していることは素晴らしい戦略だと思います。

グローバルという選択肢について、どう思われますか?また、ご自身の家庭ではどのような方針ですか?

私は子どもたちがグローバルな舞台で活躍できるようにさまざまな方法に取り組んでいます。まず、私はインド出身でイギリス国籍を持ち、妻はスペイン人です。子どもたちは複数の国にルーツを持つ人間ですから、すなわち複数の文化について常時触れられるわけです。親としては、子どもたちと話したり、実際に旅行したりすることで彼らの文化的背景の理解を進めています。私の子どもは2人いますが、2人ともスペイン語と英語を話します。また、語学力と文化意識を高めるために積極的に海外に連れて行っています。彼らが海外の大学で学んでくれたら嬉しいですね。

IE大学はどんな大学でしょうか?

IE Universityは「エコシステム」であり、留学中だけではなく、留学前そして卒業後も世界中で様々な形でIEとかかわることができます。起業家一族が大学の経営をしているため、起業家精神とイノベーションが鍵となります。スペインの文化では家族も重要であるため、学生コミュニティへの心配りも欠かせません。世界が必要とするものを学びに反映できるよう、新しい価値観(人間性、テクノロジー、ウェルビーイング、サステナビリティなど)が取り入れられてきました。

小学生起業家たちへメッセージをお願いします

子供たちの "なんだろう、不思議だな "の感覚から刺激を受け、学ぶことができるのはとても幸運なことですね。😊 次の言葉を送ります:
 
1. 「アド・アストラ(Ad Astra)」-これは宇宙飛行士が言う言葉で、「空へ」という意味です。自分の能力と可能性にリミットをかけず、信じて一生懸命に取り組めばきっとなんでもできます。
 
2. 「世界を変えたければ、まず自分が変わりなさい」これはガンジーの言葉で、私のお気に入りの言葉です。私たちは、自分の目的を理解し(日本語では「生きがい」ですね)、手本を示して皆を率いようとすることです。チャンスは常にありますが、最も大切なのは実際に行動し、責任をもって物事を実現することです。



以上、2週連続でお送りした
「グローバルという舞台」に関するインタビューでした。

この機会に、ぜひ親子で
これからの可能性をリミットをかけずに考えてみてくださいね。

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