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『言葉』の獲得について

 『100日間を振り返りながら、新たな目標を探し出す』

100日間のライティング講座を書き終えた後、再び次の目標へ向けての
新しい旅路(22日目)

「学ぶ」ということについて考えてみる
大学生との会話の中で、「何を学んだらよいか?」という疑問に答える形で「学び」についての考察を始めました
『学ぶ過程』の中で必要な【言葉】について考えてみました

『言葉』を獲得することの意味

1.『いつ』言葉を覚えるのか?

赤ん坊がいつの間にか「言葉」を覚えるのは、両親などから何度も何度も
「言葉かけ」を行われるから
つまり、最初は『ひたすら聞く』を繰り返すことで、外からの刺激で培われていきます
まずは『大量のインプット』から
文字を覚えるのは、それからだいぶ後になりますが、一旦読めるようになると次は「大量に読む」という行為を始めます
ここで、聞くのとは違って、自発的に情報を見に行かなければできない
「読む」という作業で、個人差が生まれます
読む事と平行して『言葉』と『イメージ』の結びつきと、それらを組み合わせた【論理】や【概念】を獲得していきます

2.『言葉』で世界を手に入れる

言葉は「会話」をするために使われますが、先のように
「外の世界」を「自分の中」に取り入れるために使われます
例えば「りんご」という音と文字の形、そして意味を獲得することで、
それらをどのように人々が使っているのか?どういう事を表現できるのか?がわかると、その人の中に「りんご」がある世界が生まれます
単純な単語から、複雑な概念、指し示す内容が複雑になればなるほど
世界が精緻に関係づけられて結びついていくのがわかるようになるのです
言葉を獲得することで、世界が「自分の中に」形作られていきます

会話をするためには互いの中にある世界が、同じであることを前提で行われていますが、人によって、この「形作られる世界」が違うので、同じ世界が持っている人同士でないと会話がなりたちません
【『同じ世界に住む仲間』との出会い】
それが、言葉を獲得することの意味ではないでしょうか?

3.『言葉』という道具の本質

言葉は「コミュニケーション」を行うために必要な道具です
それは、他人との会話でも使われますが、何よりも「自分自身の中」での
コミュニケーションに使われます
『考える』という行為は『言葉』を使って行われます
言葉が増えることは、考える力が身につくことになっていきます

今日は、こんな「問いかけ」をしてみたいと思います

『好きな”名言”は?』

です

その人の中にある「世界」を知るためには、その人が「どんな言葉を好むか?」を知ることから伺いしれます

次は『世界観』についてのお話しをします

連続投稿124日目
今日も素敵な一日を!!

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