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岸田政権・自民党へのお願い:世界平和統一家庭連合の一会員より

私と妻は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会員です。

8月31日の自民党による「旧統一教会との絶縁宣言」以降、私の妻は明らかに元気がありません。

「ネットを見ていると、心が重くなる。メディアの報道がひどいのはあきらめてるけど、自民党が絶縁宣言して、政府からも捨てられた気分」と話してました。

絶縁宣言の数日後、妻は幼稚園の園長先生から旧統一教会批判を熱烈に聞かされました。その日の妻はかわいそうなほどに、精魂尽きてぐったりしていました。

妻の友人も、同じです。自民党が絶縁宣言して、メディアの報道がますますひどくなる中で「職場で教会のことを聞かれたらどうしよう」とビクビクすることが多くなったといいます。「最近は言葉が思うように出てこなくなった」とも話していたそうです。

僕の妻も、その友人も、ふつうの善良な国民だと思います。子どもや夫のために、毎日をあくせくしながら生活しているだけです。

岸田政権や自民党は、声を出すこともなく忍耐して過ごしている女性たちを見て見ぬふりをするのでしょうか。

それとも、家庭連合(旧統一教会)に所属していたら、市民や社会から差別されても仕方がないのでしょうか。


岸田政権や自民党には「信教の自由」「民主主義」に立脚した対応に努めてほしいです。

メディアは明らかに事実の一側面しか報道しておらず、公平性や客観性に欠いています。

被害者救済はもちろん大事ですが、感情論になる前に、事実関係をしっかり確認してほしいです。

高知の橋田さんの件では、TBSは橋田さんのインタビューを流すにあたって、橋田さんの元奥様の意見も参考にすべきでした。

小川さゆりさん(仮名)の件でもそうです。小川さんの思いを受け止めることは大事ですが、小川さんのご両親や兄弟から話を聞くことも大事ではないでしょうか。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)では2009年のコンプライアンス宣言以降、霊感商法における被害者が明らかに減っています。これは教団内の改革が功を奏したとみるのが客観的な評価ではないでしょうか。

家族に黙って高額献金することにはたしかに問題があります。ここについては教団も問題意識を持ち、具体的な改革案を提示しています。霊感商法問題で教団内の改革に効果があったのなら、高額献金問題でも教団の改革を期待できるのではないでしょうか。

教団にも反省すべき点があると、ほとんどの会員は思っています。岸田政権・自民党には公平・客観的に判断していただきたいです。


教会でやったハロウィン。子どもたちの健やかな成長を皆さん願っています


宗教二世問題も深刻な問題です。しかし、まずは「宗教ゆえの問題」かどうかよく検証すべきです。無宗教の家庭と比べて、宗教家庭や家庭連合の家庭で児童虐待が多いという客観的な証拠があるのでしょうか?少なくとも僕の周囲に子どもを虐待している人はいません。教理の中にも虐待を促す教えはありません。包括的な視点からの検証もなく、個別の事案だけで全体がそうであるかのように決めつけていないでしょうか。

メディアの報道や野党の追求内容は一方に偏りすぎているので、むしろ普遍的価値観に反しています。岸田政権・自民党には「信教の自由」「民主主義」などの普遍的価値にのっとった対応を願っています。


家庭連合の教理では「感謝」を重視します。なので、理不尽な境遇に直面しても、会員の皆さんは基本的に感謝に努めています。私の妻も、その友人もそうです。声を大にして、異論を叫んだりしない人たちです。

しかし、私たちを取り巻く状況は日増しにひどくなっています。岸田政権や自民党には、力なき私たちを守っていただきたいです。

「日本で政権を任せられる政党は自民党しかない」と多くの家庭連合会員は今でも思っています。私たちも日本国民です。真摯な対応を願っています。

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