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あれから/ビザの受け取り
○1月に父が亡くなってからずっと忙しくバタバタしている。
亡くなったあとも一人で実家を片付けに行くと、仏壇に向かって、あれこれ文句を言う。
○高校を卒業してすぐに父や母から逃れたくて、ひとり暮らしをはじめたが、振り返ってみると離れていた期間は人生の47年間のなかの7年間だけだった。
会社内で家庭内以上によく話したと思う。
○わたしはそういう意味でも、ある種の受動性のなかで生きてきた。振り回すことができる人と振り回される人がいて、わたしは常に何かに振り回され、そのなかで何かを処理することばかりが上手くなる。
○片付けても片付けても終わらない実家。仏壇の前で文句を言いつつも「まったくしょうがねえなあ」とどこかで笑っている。
●申請していた中国渡航向けのビザが発行されたので、取りに行く。有明まで往復5時間半。
これからはビザだけじゃなくて、現地法人のための手続きの話が諸々あり、領事館にも行かなければならない。
●好きなポッドキャストを聴きながら、電車に乗る。
○先日、以前受けていた取材の原稿をチェックしながら、そのなかでわたしは「書くことは辞めた」と言っていたようが、それは今は忙しいから辞めているというだけなんだよなあと文字になった自分の言葉を読みながら思う。
○それで改めて日記を書こうと思った。自分の言葉を少しでも書くこと。気負わず、思いつきを少しでも書くことにしよう。
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