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「する」場所 と 「いる」場所 について

こんにちは。100BLGの広報担当、平田です。

100BLGは、「はたらく」を通じて「仲間」をつくっていく介護事業者の集まりです。デイサービス等の介護サービスに関わる仕事をしていると、「する」ことと「いる」ことの違いについて考えます。たとえば、職場は「する」場所、デイは「いる」場所。職場で何もしなければ、とてもいづらいですよね。いわゆる窓際族ってやつです。でも、デイは、何もしなくても「いられる場所」でなくてはならない。

100BLGでも、そんな場所を目指しています。

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では、何もしなくても「いられる場所」の条件って何でしょう。

そこで、ケアの考え方についての、私たちの考え方が出てきます。

もともと介護に携わる人は、支援する(支える+援助する)ことを当たり前のように感じていて、慣れていて、それを受ける人の気持ちに思いが至らないことがあると思うのです。
支援を受ける側の気持ちはどうでしょう。支えられ援助される人は、支援する人に遠慮しなければならないし、そこにいづらいのではないでしょうか。
そこで、お互いに、ケアしケアされる関係があれば、誰もが「いられる場所」になる。そんな思いで、100BLGは取り組んでいます。
介護する人は、完璧じゃなくていい。むしろ、少し欠けている、誰かにケアされるポイントがあったほうがいい。その欠けた部分をメンバーさんがケアするのです。だから、介護する人は自分もケアされに行くくらいの気持ちで現場に入ってくれるといいと思います。

100BLGの各事業所で働く人によく聞かれるのが、そこに行くと心が軽くなる、自ら癒されに職場に行く、という声です。

それを介護の当たり前にしたい、100BLGは活動中です。

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