モチベーションを上げるって無意味!第43話(思考停止状態が大好きな人)
インプットする事と、過去の経験を否定する事をイコールにして問題解決をする人が多い様に思えます。
新たな知識や、手法を学ぶ事で、「だから、できなかったんだ!」と結論付けして終わったしまう人。
これでは、一見賢さを手に入れた様な錯覚に陥るだけで、実際には上手くいかないことの方が多いはずです。
なので、上昇志向の強く真面目な人ほど、更にインプット(学ぶ)する。
行き着く先は、インプットし続けなければという、強迫観念に駆られ、本来の学ぶ目的と離れ、いつか心がポッキと折れてしまう。
確かに、学ぶ事は素晴らしい事ではあるのですが、これでは、理想のワークライクバランスとは程遠い状態になってしまう。
では、一体どうすれば良いのか?
過去の自分を否定しない事です。上手く行かなかったことに対して、新たな学びを重ねていくことが重要なのです。過去をベースに新たな知識を盛り込んで、カスタマイズしていくことの方が、圧倒的に結果は出やすいと思います。
色で、例えると、赤から突然に青が良いと決めて変身してしまう。では無く、赤から青に変わっていく過程のグラデーションが必要なのです。
赤から、やや赤色に近い紫、そしてだんだん学ぶにつれて、青に近づく様なイメージです。
過去を否定せずに、学びを過去の経験に掛け合わせて、行くことです。で、ないと、変身してばかりで、成長しているはずが、その場をただ回っているだけで、一向に前進できない滑稽な姿になってしまいます。
ここまで読まれて、否定的な人もいると思います。
こんなことではないでしょうか?
「変わりたいのであれば、徐々になんて、変われないはず!それは、変わる覚悟がない人の言い訳だ!」と。。。
否定しません!
私が伝えたい事は、グラデーションというプロセスです。成功者は、このグラデーションのスピードが速いのです。赤から青に瞬間に変われている様に、普通の人からは見えるだけであって、実際にはフルモデルチェンジでは無くマイナーチェンジを音速の速さでしているのです。音速の速さ故に、瞬間に変わっている様に見えるだけで、グラデーションのプロセスは必ず踏んでいるはずです。
このプロセスを理解していなと、あの人がこう言っているから!とか、上司がこうやれって言ってたからやっているのに。。。という様な他力本願かつ、結果が出ない時には他責にしてしまう。
これでは、自分の経験という財産を無造作に捨て、又作り、又捨てる。この繰り返しだけの時間に浪費する人生になる可能性があります。
グラデーションがなく、ただのチェンジは思考停止状態でしかありません。
上手く行かない人は、この思考停止状態が、この上なく大好きな人種です。
上手く行かない原因は、この思考停止の麻薬中毒から脱出することです。
この人が、嫌いだから私も。。。。
あの人がこう言っているから私も。。。
を、辞めにして、なりたい自分の姿を常に創造して、悩むのではなく、方法論を考える時間を増やすことで、理想に近付いていくのではないでしょうか?
ちなみに、しつこい様ですが、考える時には、絶対に書き出すことです。頭の中で考えていても、ループ(堂々巡り)するだけで終わってしまうはずです。
書き出して、掛け合わすと何かヒントとか筋道が見つかると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?