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科学的にIELTSとTOEFLを教えられないだろうか

IELTSとTOEFLを科学的な知見に基づいてカリキュラムを作れないだろうか。

高校でもそうだが、日本における英語教育の目的の一つに、「異文化理解」だとか「自己探究」といった側面があるが現代に置いてどれだけの価値があるのか疑問である。なぜなら今みんなネットで「自分とは違う何か」とすぐつながることができるから。Youtubeやインスタで海外に住んでいる人と簡単につながることができるし、都会であれば海外の人と直接接することは容易だ。もはや英語が「異文化交流へのツール」という感覚はもう薄まってきているように思う。

現代において英語は就活や大学入試や留学における、「基準点」としての価値が強まっており、今後その傾向は強まっていくはず。それに対応して、スコアを伸ばすための効率的なカリキュラムに沿った英語を教えるビジネスの需要は高まっていくはずだと思う。

特にIELTSとTOEFL。この二つは体系化した勉強法がまだない。科学的に確立された「あなたのレベルなら、これをしてその次にはこれを行ってください」といったレベル別のカリキュラムを作ることは第二言語習得研究の知見から作ることは可能なのではないか。

現時点では、個人の体験に基づく英語学習法が横行している。もっと科学的な知見に基づいた学習法が検討されるべき業界だと思う。

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