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8月 相互支援の理想の形とは

 ここ4か月ほどで2つのサボテンを枯らしてしまった。サボテンは放っておくのがベストなのに、つい水を上げたくなってしまうのです。これは子供の教育も同じで、ある程度見て見ぬふりをしているくらいが良い気がしている。なお、子供を育てたことはありません。

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 8月に、アメリカがアフガニスタンを撤退してタリバンが主導権を握ることとなった。政治のなんちゃらは私も詳しくなくて、イスラム原理主義であるタリバンの動きをツイッターなんかで追っていると悲しくなってしまったので、沢山追い掛けることをやめてunhcr(国連難民支援機関的なの)にちょっとしたお金を募金してみた。いつも大人達のワガママの被害を受けるのが子供なのが悲しすぎて、切なくなってしまうのですよ。

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ボスニアヘルツェゴビナのモスク

 日本にいると、道端でお金を要求されることがないから何だか現実味がないけど、海外に旅行に行くと割と老若男女問わずにお金を要求される。個人的な感想としてヨーロッパはジプシーが圧倒的に多く、アメリカは商業的浮浪者もいるっ言われていて、妊婦や車椅子に乗って地下鉄の端を占拠したりジャンキーも多かった。南米は子供からのお金の要求と、浮浪者からの薬物の売買が多い印象だった。子供にお金くれって言われるの、とんでもないな…。多分白人系がお金渡すのかなと思ってるんだけど、お金をあげるのが正解だと思えなくて日本のお菓子をあげてた。いつも何が正解か分からなくて悩んでしまう私だよ。

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コスタリカのトルトゥゲーロで子供からお金をくれと言われる私

 さて、今回なぜこんなことを書くのかと言いますと、Netflixにある『ハイパーハードボイルドグルメリポート』という、“危険や困難の中で暮らす人達は、どんな食事をして日々を生き抜いているのか?”をテーマにした番組を見て色々考えてしまったためです。特に印象に残っているのは、フィリピンのスラム街に住む子供達の回と、リベリア共和国の元少女兵の回。内容について書くと長くなってしまうからNetflix繋いでる人は見て欲しい!小藪師匠が出ててそんなに暗い雰囲気の番組じゃないので!

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 そこから、なんかこういうのってどう解決させればイイんだ〜???って思って考えてしまってたんだけどYouTubeに上がっているマルクス・ガブリエルの哲学論を見てイイ考え方だなと思って元気が出た次第です(ちゃんと本読んでないので今度読みまぁす。。)


 以前は募金とかお金を渡すことについて消極的だったけど、それは、対価として何も自分が得るものは何もないのにただお金を渡して楽させるのはどうなんだろう?というちょっと上から目線での考え方だった気がしている。こういう安全で仕事もある日本に生まれたのはラッキーで、ラッキーを貰った分生活が大変な人にお返しをしてもいいわけで、更にアフガニスタンを例にとると女性軽視やアヘンなど薬物に繋がる産業でお金を得ることの危うさといった問題提起を対価に考えさせられているのなら、そこにお金を渡して支援しても良いのではないかと思ったのです。まぁ、でもこれは自分が出来る範囲で少しの支援でも良い、として思いつめない程度に行なっていきたいなぁ。

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 私、どちゃくそ真面目じゃないか?

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