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最近は手段のために目的をもつようにしている

「手段は手段に過ぎない。目的が達成されればなんでもいいでしょ。」

みたいなこと言われがちですよね。

僕自身わりとずっとこういう考えで生きていましたが最近変わってきたよ~というのがこのnoteの趣旨です。


たとえば「プログラミングは手段に過ぎない」とかよく言われますよね。まあそれはそれで、そうだよなと思います。正しいね。


また例えば、「目標とかないの?将来どうなりたいの?」というのもよく言われます。

そこで僕が、いや全然ないんですよ~という話をすると、ときに「駄目だこいつ」みたいな反応されることもあるくらいなので、「目標はもつべき」「目標達成こそすべて」という考えは根強いと言うか、メジャーな考えなのかなと思います。


とくに会社という単位だと、結局売上がいくらじゃいとか、結果で評価されることが多いので、尚更その傾向が強いのかなと思います。逆に結果じゃないところで評価するのは結構難しいし分かりづらい、ていうか会社という組織は利益最大化のために存在しているのでそこで評価されるのはそりゃそうだよなと思います。


一方で、個人の人生という視点で見ると、必ずしもそうでもないのかなとおもいます。

できるだけ長期的な、遠大な、そして偉大な目標を立てて、その目的のためにはどんな手段でもえらぶのか?とにかく達成こそが正義なのか?


僕はなんだか違う気がするんですよねぇ。


僕個人的には、目標を持つべきだと言われても、いうてそんな目標ないし、仮に立てたとしても達成意欲が全然わかないわけです。


例えば「なんとなく3億円くらい財産ほしい!」と目標立てて、手段を選ばないなら(一昔前なら)資金調達してSEOメディアでバイアウトだ!はずしたら土下座だ!実質ノーリスク!とかやればよかったんですが、うーんでもメディアつまんないしな...。

ノウハウもメンターもそろってるし多分お金も出してくれる人いるけど、テンション上がらなすぎて全然やりきれる気がしない...。となります。


もちろん、とにかく達成意欲が強くて、何でもナンバーワンになりたい!決めたことを根性でやり抜くことこそが最高の娯楽だ!というタイプの人もいるとおもいます。そういう一はその道をすすめばハッピーになれるだろうなとおもいます。


でも僕はそうじゃねんだよなぁ。


なんとなくですが、そういう達成意欲が最強な人たちってやっぱり大きな挑戦をしがちなので、何割かの人は実際に成功すると思うんですよ。そうすると事後に「これこそが正しい道だ!」「大変だけど楽しいぞ!」って言うと思うんですよ。それはそれで彼らにとっては正しいわけです。

しかしこれって、見方によってはめちゃくちゃ生存バイアスかかってて、かつポジショントークなんですよね。


でも僕は遠大な目標とか全然興味ないし...

僕にとって大事なのは、広く言うと知的好奇心が満たされるということです。

たとえば事業仮説を考えたり、ときにそれを検証したり、本を読んだり、新しいことを初めてトライアンドエラーを繰り返したり。

なにかしら毎日インプットとアウトプットがあって、日々成長を感じられるということにも強いモチベを感じます。これもまあ広義では知的好奇心ですよね。


それで、いろいろ考えた結果、目標を定めるのは、この日々をもっといい感じにするためなんだ、と最近は思ってます。思考のトレンドです。


目標が日々をいい感じにしてくれる、とはどいういうことでしょうか?例えばこういうイメージです↓


たとえば、

・ちょっとストレッチな目標があることで、やらなかったはずのことに取り組んで、更に知的好奇心が満たされて幸福

・目標があることでフォーカスが効いて、さらに成長できて、満足感を得られる

・目標があることで一方向にアセットが溜まっていくので、遠くまで行ける

とかですね。


今を良くするために目標をおく。つまり、「手段としての目的」です。


いいかえると、

手段こそが目的で、目的こそが手段。


そんな感じで最近考えています。



この考え方のメリットは何かなと考えたんですが、おそらく継続性が高いことですね。

僕にとっては毎日知的好奇心が満たされて楽しいことの重要性が高いので、楽しいことで継続できます。

それによって、最終的には遠くまで行けるんじゃないかなと思ってます。


逆に、とにかく目標達成が好きでたまらないひとは、何でも良いから達成だ!を繰り返していくほうが遠くまで行けると思います。

どっちが優れてる、とかじゃなくて、自分がどっちか?のほうが大事かなと思います。

僕個人的には、長らく達成ファーストのほうが正しいという考えに囚われていて、「なぜ自分は達成へのモチベがわかないのか」と悩んでいたので、そこから抜けられてよかったなと思ってます。



ちなみに現状としてはコピーライターみたいな仕事をしているんですが、文章を書くのはおそらく相当好きなので、日々なにかしら成長してる実感があり楽しいです。mixi日記の時代から続く、文章書くの大好きマンですね。

いつまで続けるかわかりませんが、もし10年とか続けたら、かなりバケモンになれそうな予感はしています。



「目標は手段」について考えはじめたきっかけは、会社の理念ていうかビジョンにこの言葉が登場して「わかる~!てかそれじゃん!言語化サンキュー!」とおもったこと。

たしかそれが2020年の年始くらいで、それ以降様々な瞬間でこのことについて考えて、うーんやっぱりしっくり来るな~とおもって自分の中でまとまってきたのでこのタイミングでnoteにしてみました。


個人的には、達成大好き!って人のほうがマイノリティなのではと思っているので、その他の人の参考になればいいな~って思っています。



ということでした。

最後に、このnote書くにあたってなんとなく脳裏をよぎったnoteを2つ紹介して終わります。


R2G所属プロゲーマーの「日本最強フォックス使い」「後に最強になる男」こと、ぱせりまんパイセンのnoteと、


アリコーさんの包丁を研ぐ話。「人類は手段を愛してしまう」というフレーズが良かったですね。

よかったら読んでみてください。


そんなかんじでお腹も空いてきたし仕事終わってないのでこのへんで終わります。

そいじゃまた!そやでした!

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