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1on1で仕事するようになったら生産性2倍になった

なりました。

これこれぇ!朝から晩まで働くとかじゃねえよ!生産性は倍になるんだよ!という気持ちになったのでメモっときます。


なお、今からお伝えする方法をとっても、業種によっては2倍にならないことも全然ある思います。

総務系の仕事とか、シンプルに手を動かす量がめっちゃ多いとかだと無理かなと。

頭脳労働系で、基本思考が進まないと進まない系は参考になるかなとおもうので、よかったら最後まで見ていってください!


1on1で仕事するとは?

エンジニアは一瞬で理解できる言葉でいうと、「ペアプログラミング」みたいなことですね。

ペアプロとはペアプログラミングの略称で、2人のプログラマが1つのPCを前にして共同でプログラムを書いていく開発スタイルです。

引用 https://qiita.com/YudaiTsukamoto/items/06b426f4dbee268d5035


僕はWEB広告を作るという仕事をしているので、1つの広告を2人で作っていくという感じです。

これを僕は「ペアワーク」とか「1on1ワーク」、また単に「1on1」と呼んでます。


ペアプロについてもっと説明すると、

ペアにはドライバとナビゲータという役割があります。
ドライバ
実際に手を動かしてコードを書く人
ナビゲータ
ドライバが気持ちよくコードを書く事をサポートする人
プログラムを書く上での大局的な問題を考える
ペアプロでは、このドライバとナビゲータの役割を定期的にスイッチしながら開発を進捗させていきます。

という感じです。

カンタンに言うと、主体になって進める人と、思考のサポートをする人に分かれて2人で仕事を進めていく、という感じですね。


これがめっちゃ効きました。

具体的な数値でいうと、

BEFORE >> 1つの広告を作成するのに【3~5人日

AFTER >> 1つの広告を作成するのに【2~2.5人日

このぐらいの違いですね。だいぶ改善したんじゃないでしょうか。


イメージ的には、1人で3~5日だったのが、2人でやれば1日で1本はほぼ完成する、といった感じです。

実際には完成した後にちょっと修正したり、実際に広告を出す作業などの手順があるので、実際の生産性としては2人日で1本にはなりませんが、2~2.5人日で1本とは言えると思います。


やったぜ~ 劇的改善!

でも、なぜこんなに劇的に向上するんでしょうか?


なぜ1on1ワークが頭脳労働の生産性に効くのか?


これは、一人で頭脳労働をした際の問題点と関係しています。

一人で思考する場合、思考し続けるのが難しい、という問題があります。


どいういことかというと、思考がそれることがめっちゃある、ということですね。

一人でずっと考えるのは難しいのです。


例えば、「ここになにかアイデアが必要なんだけど...おもいつかない...」というとき。また例えば「なにか漠然ともっと良くなりそうなんだけど...よくわからんな...」というとき。

こういう思考の課題にぶつかった時、人の思考はカンタンに止まり、前に進まず、離脱したくなります。

そして、SNSを開いちゃったり、YouTubeを見ちゃったりするんですよね。

脳はわかりやすい刺激に流れやすいので、一人でやるとどうしてもそうなっちゃうんです。これは仕方ないことだと思います。


もちろん中には、強靭な意志で前に進め続けられる人もいます。うちの職場にもモクモク一人ですすめるのが得意な人もいるし、前職で東大院生だった某氏も、凄まじい集中力で課題解決に邁進していました。


しかし1人でモクモク、ができるようになるにはトレーニングや適正、恵まれた環境が必要なんじゃないかなと思っています。

もちろん一人で完結できるほうが理想ではありますが、今スグ今日から誰でもできるという感じではないんじゃないかな...と。


その点1on1ワークはラクショーです。くっそ適当にワイワイおしゃべりしてたら完成します。ツエ~~~~!


なぜこうなるかというと、1on1ワークは、思考の停滞をほとんどゼロにしてくれるからなんですね。

どういうことでしょうか?


例えば、ドライバー(主体になって進める人)がなんか手が動いてないなと思ったら、ナビゲーター(思考のサポートをする人)が

ナビ「え、いま何考えてるん」

と聞いてあげましょう。

するとドライバーは、

ドラ「え~っとですね...なんかこの辺の表現テンポ悪いし、なんか見てる人に刺さらない気がするんですよね~」

とか答えてくれます。

そしたらすかさず

ナビ「たしかにそうかもね。じゃあテンポよくするにはどうしたらいいとおもう?」 

か聞いてあげましょう。

ナビ「テンポいいってどういうイメージだろ?イメージしてる理想の表現の例ってある?

とか

 ナビ「今どういう候補考えてる?」

とかでもいいですね。

問題が前進すれば何でもいいと思います。


そうすると、ドライバーは思考状態を維持できるので、完成に向かって進んでいきます。


一人で頭脳労働していて、かつ、思考がまとまらないと進めない、という状況を頻繁にむかえる仕事は、こういう感じですすめるとすごく高速に進むことができます。


この裏返しとして「頭脳労働は、思考が進まずにまったくなんも生産してないに等しい時間がかなりある」という事実が存在しています。

みんながそうかわかりませんが、少なくとも僕には存在していました。


そもそも労働時間が8時間あるとして、8時間集中し続けるのは無理です。(無理だよな?)

また、自分でブレイクをうまく作ったとしても、再度集中状態に入っていくのって、結構難しいですよね。

ポモドーロテクニックとかも、休憩挟むまではいいけど、再度集中できずに崩壊してく気がしています。


1on1ワークのいいところは、たいして集中していなくても、集中状態と同じように脳を動かせるという点にあるなと思っています。


なので、「なんかそんな頑張ってないけど進捗出た~~やった~~定時で帰ろ~~」という感じになるんですよね。

ほとんどずっとおしゃべりしているだけなので、まあそりゃ楽ですよね。



人間には、「自分の思ってることを話して聞いてもらうと、現金をもらったときと同じくらい脳が興奮状態になる」という機能がついているらしいです。

「聞き上手は相手に現金をあげてるのと一緒なのでオトク!話し上手より聞き上手になろう!」みたいな文脈でよくでてくる話です。


なので喋っていると脳が報酬を受け取って、楽しいんですね。よってそんなに頑張らなくても脳が働く。楽しいので維持できる。


そういう感じにできているのかなと思います。


あと、お互い集中できてないときには、どっちかが気づいて、休憩を入れたり、お散歩に出たり、場所を変えたりしてリフレッシュできる、というのもあるかなと思います。


まとめ

ということでした。

まとめると

・主体になって進めるドライバーと、思考のサポートをするナビゲーターの2人で喋りながら仕事する
・ナビゲーターは、手が止まっていたら「今何考えてる?」などと問を投げてサポートしてあげる

というふうにすると、捗るよ、ということでした。


まあ長々書いてきましたが、ペアプロって頭脳労働だったらどんなとこでも有意に働くよね、というだけのことですね。


よかったらやってみてください!


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以上そやでした!

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