iPhoneで撮影したmov動画ファイルをmp4にまとめて変換する
広告用の素材撮影をiPhoneでとったら、macにエアドロしますよね。
そのままだとmovなのでその後それを編集に出すときの事を考え、mp4にしておきたいですよね。
編集者さんがiPhoneまたはMacで編集するとは限りませんので。
それを楽にしたよというnoteです。
僕はいままではクラウド変換サービスでやっていたのですが、無限の時がかかりめんどくさいのでMacのAutomatorで自動化しました。
変換したいファイルをまとめて選択して右クリック→クイックアクション→mov to mp4をクリック → 変換完了となります。
こんなかんじです↓
![](https://assets.st-note.com/img/1714644971008-gRpZOtDyoM.png?width=1200)
これにより変換に1時間かかっていたのが10秒になりました。およそ360分の1です。うれしいですよね。
先に行っておきますが多少エンジニアの知識が必要です。
便利なものは何でもそうですね。まあそんなに難しくないのであまり構えなくで先をお読みください。
やり方
いきなりわからない人置いてけぼりで申し訳ないのですが、前提としてmacにHomebrewを入れておいてください。
わからない人は「homebrewとは」「mac homebrew 入れ方」とかで調べてください。brewコマンドが動くようにしておいてください。
手順通りやれば入るはずなので意外と難しくないと思います。
brewが入ったら、brewでffmpegをいれます。
ffmpegは動画形式を変換したり、クロップしたり圧縮したりいろいろな操作が手軽にできるライブラリです。昔知り合いのハムカツおじさんがオススメしてました。
brewが動くようになっていたら
brew install ffmpeg
とかで入ると思います。
はいったら
which ffmpeg
としてffmpegのフルパスを手に入れておきましょう。
$ which ffmpeg
/opt/homebrew/bin/ffmpeg
みたいな感じで出てくると思います
この場合 /opt/homebrew/bin/ffmpeg がフルパスです。
次にautomatorを起動し、新規→ クイックアクションに進みます。
そしたらこの左上のところにシェといれて「シェルスクリプトを実行」をダブルクリックしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1714645133878-NVkDXdQcYT.png?width=1200)
そしたら入力の引き渡し方法を「引数として」にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1714645214818-e1rOnOoYmV.png?width=1200)
あとここをこんな感じにします。↓
![](https://assets.st-note.com/img/1714645244230-liOt1GIm9b.png?width=1200)
そしらシェルスクリプト本体のところをこんな感じにします。
for originalFilePath in "$@"
do
newFilePath=${originalFilePath/.mov/.mp4}
/opt/homebrew/bin/ffmpeg -i "$originalFilePath" -vcodec copy -acodec aac "$newFilePath"
done
/opt/homebrew/bin/ffmpeg のところは先ほど取得したあなたのフルパスに置き換えてください。
できたら⌘Sで名前をつけて保存しましょう。これで動画を右クリックしたらクイックアクションに保存した名前のアクションが生えてきてるはずです。
よかったね〜べんりだね〜
終わりです。爆速。早すぎてこんなnoteを書く暇ができました。
終わりに
僕からは以上になります。
余談ですが、動画ファイルは色々ややこしいので、このクイックアクションがあらゆるmovをmp4似できるかはわかりません。僕の環境では動いてますが、撮影時の設定やmacへ移してくる方法が異なっていると動かない可能性があります。
あとこれを作るにあたって色んな人のブログを参考にしたので、このnoteを読んだあなたからも先人に感謝の念を送ってもらえたらなと思います。
準備はいいですか?
ではいきますよ。
ん゛ん゛ん゛ん゛〜〜〜〜〜(一生懸命感謝の念を送る)
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