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後天的にポジティブさを獲得する方法

やっぱポジティブ感情に溢れた人生のほうが幸福でしょ!と、ぼくは信じています。

そしてポジティブ感情は伝播するので、僕のまわりにもポジティブな人がより増えたらうれしいです!なので楽しく生きたい人の参考としてこのnoteを書いておきます!


ポジティブさとは考え方のクセみたいなもんです。

なので人により差はあると思いますが、テクニックとして、ポジティブさはある程度後天的に獲得することができると思います。人は少しずつポジティブになれると思う。


ぼくの場合だと、ストレングスファインダー(性格診断テストみたいなやつ)で、5年前にはトップ5に存在しなかった「ポジティブ」が、今は1位にあります。ここ5年で超ポジティブになっている。


ということでぼくの体験談ではありますが、こんなかんじでやっていくと多少ポジティブになれるんじゃないかというのをまとめていきます。


なやんだり落ち込んだりする時間を減らしたいという人はぜひ読んでみてください!


ざっくり3つくらい方法を紹介します。

それではどうぞ!



◆1 ポジティブさとは、モノゴトを主観的にどうとらえるかの違いでしかない


たとえば、仕事で何かしら問題が起きたとします。問題が起きたというのは客観的な事実です。

ポジティブさとは、事実を主観でどう捉えるのかということでしかありません。

たとえば「厄介なことになったぞ」という捉え方もあります。こうすると気持ちは暗くなりますよね。ネガティブな捉え方です。


ポジティブな人は捉え方が違います。

たとえば

「今までやったことないチャレンジや!」

「これやったらめっちゃ経験値上がりそう」

「むしろ今このタイミングで問題が分かってよかったわ」

といったかんじで捉えます。


結局問題が起きていて、解決しないといけないのは変わりません。

これをどう捉えるかで、気持ちが変わり、気持ちが変わると幸福度が変わります。


超ポジティブな人というのはこれを人生の全部に対してやっています。


もはや旅先でハプニングが起こったとしても、もう『思い出に残るエピソードをありがとう!めっちゃラッキーやん!イベント豊富な旅で良かった!』としか思えないし、

服にお茶とかこぼされても『おこる確率の低いイベントが発生して嬉しい』『あっごめんなさい!みたいなコミュニケーションもなんか楽しい』『この後人に合うけど、ビショビショの服で現れたらそれで1個話題になるぞ』としか思えない...

20超えてうんち漏らしても『滑らない話のネタになるぞ』としか思えないし、

仕事でしばらく成果出てなくて個人単位で赤字掘ってて、皆の成果で飯食わしてもらってても『いい仲間に恵まれたな~ 僕も早く成果だそ』『生きてるだけで素晴らしいのに、さらに価値を出そうと努力しててエライ』としか思えないし、

初対面の人と上手く喋れなくても『地蔵よりはバリューある』ってなるんすよね。


悩んでてもしょうがないし悲観してても楽しくないじゃないですか...。そんなことないですか?


ていうかだいたい何が起きても『おかげで今日はよく寝れそう』『この後に飲む酒はうまいだろな』『宇宙という単位で見ると誤差』『1年後には語り草になる』『何も起きないよりは刺激的でいいな』とかで返せちゃうんすよね。


まとめると、

なにかが起きる → 何かしらの形で主観でとらえる

の流れで、ネガティブに捉えてるのを、ポジティブに捉え直せばいいんですよ。リフレーミングすればいいんすよ。


どうやってリフレーミングするか


ポジティブに捉え直すのは実はめちゃかんたんです。

「でも、むしろ良かったな」を頭につければOK。


先に「むしろ良かったな~」って言っちゃって、後から何が良かったかを考えます。

「てかチャンスやなこれ」

でもいいです。「てかこれ、いいことだよね」っていう意味になる言葉なら何でもいいです。


「カラスにフンかけられたけど逆にチャンスやなこれ」
あなたならこの後なんて続けますか?


『これツイートしたらいつもよりファボつくでしょ』
『今日は運がいいかもしれない。ウンがついてるし』
『朝会で爆笑取れるでしょ』
『こんなんほんまに起こるんや。マンガやドラマでしか見たことない。今主人公に最も近い存在』

みたいな感じすかね。

ホンマにこれだけ。悲しいことがあったら「でもむしろ良かったかもな~」で始めましょう。

ずっとやってるともう何がおきても良くなるっすよ。


これが1つ目の方法


◆2 黒歴史をおもろい話にする

2つめのポジティブになる方法はこれ。

人生で暗い気持ちになるときの1つは、黒歴史を思い出す瞬間です。

過去の失敗だとか、恥ずかしい思いをしたこととか、あれやこれです。


黒歴史を思い出すと、胸が苦しくなりますよね。

なのでこの瞬間を人生からなくしたい。


もうだいたい分かると思いますが、黒歴史ってじつはおもろい話に昇華できる可能性が高いんです。


たとえば僕のヤバイ黒歴史の1つとして、「給食大演説事件」というのがあります。

ざっくり話すと、中学生の頃、給食中に音楽を流す放送委員みたいなのに入ってたんですね。なんなら委員長でした。

当時のぼくはコッチコチの2次オタだったため、アニソンとかをめちゃくちゃ選曲してたんですよ。東方とか流してたんすよね。

痛すぎwwwwおるwwwwwアニソン流してる俺かっこいいみたいなやつどの学校にも一人おるwwwww

って感じじゃないですか。

そして話はここで終わらんと。

そんなことをしてたんで、学校内でも「オタクくーんw」みたいな感じで聞こえるとこで嫌味言われたり後ろ指さされたりしてたんですよね。

それがすごいウザくて、ぼくはとんでもない行動に出ます。

正義感のつよいオタクだった僕は、給食中の放送で「今日は皆さんに言いたいことがあります」から始まる演説をぶっ放し、

ちょうど直近が人権週間だったこともあり「選曲の趣味の違い程度でこのような扱いを受けるのはおかしい。人権だのなんだの教室で作文かいてんの、ホンマちゃんちゃらおかしいな。口先だけの倫理観ファッキュー」みたいなコトをお伝えしたんですね。

威勢のいいこと行ってますが、もう声プルップルです。勇気を振り絞るオタク。

そして演説の途中で放送委員会の先生がぶっ飛んできて死ぬほど怒られたという話です。

徹頭徹尾見事な黒歴史。今日日ラノベでもこんなことやらんぞ。


このように中高は黒歴史ばかりで、思い出すだけで顔真っ赤になっちゃうので思い出さないように生きていたんですが、こうして客観的にみると、おもろいですよねこの話。

ある時、これはおもろい話になるのでは?と気づき、一つずつ黒歴史や後悔に向き合い、おもろい話にリフレーミングしていきました。

そうすると「僕の人生は思い出したくもないような黒歴史ばかりだ」が「語り草になるようなことがたくさんあった充実した半生だった」に変わっていきます。

これはマジで数年の時間をかけて一個ずつおもろい話として捉え直していきました。時間はかかります。が、やってよかったですね。おすすめです。


ちなみに上記の大演説事件は、生徒指導の先生とか野球部の先生、長老系先生になぜか支持されて、事後に「よく言ったな」と褒められ、各クラスの授業でも「あれはそやが正しいよな。お前らそこんとこちゃんとせえよ」とお話があったらしく、はれて市民権を得たオタクになるというオチがあります。

こうして今は捉え直してハッピーエンドとして受け入れていますが、もともとはめちゃくちゃ恥ずかしいという記憶が強すぎて、ハッピーエンドだったとは思ってませんでした。よく思い出して話として再構成するとハッピーエンドとも捉えられるよね、みたいな感じです。


ていうか、記憶なんてどうせ曖昧なので、嫌な記憶は改変しちゃってそれを人に話しまくることでどっちが事実だったか自分でもわからなくしちゃうのも、なんならアリだなと思っています。


事実としての過去は変えれませんが、主観での解釈としての過去は変えれます。

記憶は作れる!



◆3 パチンコ理論っぽいドーパミンハックの状態に至る


ここまでやってきたように、何が起きても「これはいいことだ!」「滑らない話のネタ来たー!」と思うようにしていると、スゴイことになります。


有名なサルの実験で、『ランプが光ったらジュースが出るマシンをサルの前に置く実験』をご存知でしょうか。


かんたんに説明すると

1. ランプが光る 
2. ジュースが出てくる
3. ジュースを飲む 

という流れで、

・最初サルは、『3. ジュースを飲む』の時点で「美味しい!!やったー!!」と思いドーパミンが出る。

・これを繰り返す

・しばらくするとサルは、『1. ランプが光る』の時点でジュースが出ることを予測できるようになる

・するとサルの脳は、1. ランプが光る の時点で「やったー!!ジュースだ!!」と思い、実際にジュースを飲む前にドーパミンが出るようになる。

というやつです。

パチンコのとかギャンブルの仕組みに近いよね~みたいな話でよく出てくる実験ですね。



これをポジティブ・リフレーミングに当てはめると、


1. 事件が起きる
2. それを面白い話や楽しいことにリフレーミング
3. 人に話してウケたり、自分でおもろいと思えるようになる

・最初そやは、『3. 人に話してウケたり、自分でおもろいと思えるようになる』の時点で、「よかった!あの事件は面白かった!」と思い、ドーパミンが出る。

・これを繰り返す

・しばらくするとそやは、『1. 事件が起きる』 の時点で、自分は最後にはこれをおもろい出来事として捉えられると予測できるようになる

・するとそやは、『1. 事件が起きる』の時点で「やったー!!めちゃくちゃおもろいこと起きた!」と思い、実際に事件が片付く前にドーパミンが出る。


こんな感じになります。

もうハプニングとかめちゃくちゃ起きてほしいし、水とかもいっぱいこぼしてほしい。朝起きたらバリカンで丸坊主になっててもおもろいし、もうなんでもおもろい。



◆4 最悪の事態を想定しておく


すいません3つといってたけど4つありました。

起こりうる最悪の事態を想定して予めリフレーミングしておく、準備をしておくのはおすすめです。

これぼくは昔からつい癖でやっちゃうんですが、これをやっておくと、突発的な大ダメージによるメンタルぶっ壊れを回避できると思います。


たとえば「親が死ぬ」とかは常にありえるしいつか必ず訪れる最悪の事態です。

(親が死ぬのは最高の事態だ!という人生の方もいるかと思いますが、そういう方はリフレーミングの必要ないのでおいときます。)

とくに経済的に依存している未成年の場合は、親が死んでポジティブで居続けるのは準備しとかないと難しいと思います。

(まあ親が死んでポジティブなのもちょっと変ですが、故人は「悲しんでいないでますます人生を楽しんで豊かにしてくれ」と考えるだろうと思うので、立ち直りが早いのはいいことだと思います。)


僕自身、中学ぐらいの頃は多感だったし、親が死ぬのを想定すると悲しくて泣いてたんですが、今は、これは悲しみの分割先払いみたいな感じだなと思ってます。


今の所想定できる人生の下振れは一通りなんとかなると思っていて

「会社で利益をだせずに放り出される」とか

「交通事故で大怪我をする」とか

「やばい大病を患う」とかは耐えられる気がします。まあなんとかなるかと思えます。

怪我とか痛い系は、実際になってみると、痛いし人生を呪うくらいメンブレする気もしますが、事故った事自体、患った事自体を悲観することはないかなと思います。それなら痛み止めでなんとかなりそうですよね。


それが実際におこったら、どう対処するか?もある程度考えておくと気が楽です。例えば、大病を患って治療費が300万だったら、友達30人に10万ずつ借りればなんとかなるか、とか。高額医療費制度を利用しよう、とか。


今の所、四肢を失う系は想定しててもかなりきつそうだなと思っています。とくに手は、人生のあらゆる瞬間で喪失感を感じ続けるので。

義手義足がもっとはやく発達してくれ!とおもっています。笑


逆に言うとそれ以外のことは「そうなっちゃったか!オッケオッケ!」というかんじです。

これが最悪の事態を想定しておくメリットです。


おわりに

ということでした。

◆1 「でもむしろ良かったな」で全事象をポジティブにリフレーミングする

◆2 黒歴史をおもろい話にしちゃう

◆3 何が起きても「ジュースだ!」と感じる、ドーパミンハックの状態までたどり着く

◆4 起こりうる最悪の事態を想定しておく


こんなかんじでやると、まあまあポジティブになれるんじゃないかと思います!

まあなんとかなるって!大丈夫大丈夫!


そやでした!

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