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両親の葬儀をやってみた(1)

私が経験した両親の看取りと葬儀について綴ってみたいと思います。

◆2014年1月 母 ノブコ 死去(享年82歳) 死因・心筋梗塞
◆2017年3月 父 トヨジロー 死去(享年93歳) 死因・肺炎 ※基礎疾患~COPD(慢性閉塞性肺疾患)

私は独身で、母が亡くなった時点で46歳。
父母と共に実家で暮らしていました。
寒い1月の早朝、両親はまだ眠っている時間に、私はいつも通り、ひとりでジョギングに出かけました。
いつも、海沿いの公園まで片道2.5キロ、公園で太陽礼拝など少しヨガをしてから戻ります。
その日も公園に到着して、ヨガをしようとiPhoneをポケットから取り出すと父から着信が入っていて「お母さんが死んじゃったよう」と留守電が残されていたのでした。

「ああ、とうとうこの日が来たか」と思いました。

数年前、実家を出て他県で仕事をしていた時期に、職場の上司から「ご両親はお元気?」と聞かれ「はーい!とっても元気です!」とのんきに答える私にその上司は「それは良かった。でもご両親の健康にあぐらをかいていてははいけないよ。」と。
あの時「そうか、二人とも80歳を超えている。いつ何が起こってもおかしくない歳なんだな」と、あれから少しずつ心の準備と覚悟みたいなものは出来ていたのだと思います。

留守電を聞いてから、またゆっくりと走りながら帰宅すると「まだ足が温かかったから」と、父が呼んだ救急車が到着していて、近くの総合病院に搬送され、死亡が確認されました。
母は特に基礎疾患もなく、定期的な通院をしていなかったので死亡原因を調べる為の解剖をすることになり、死因は「心筋梗塞・心タンポナーデ」となりました。

さて、お葬式って、、、どうやるんですか? <次回につづく>

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