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個人で稼ぐ力を身に付ける時代

昨今、コロナや水害など生活や経済を脅かすことが続いていますが、働き方についてあらためて考えさせられる機会になったと感じています。

国や企業が次々と対策を施行しているものの、どうにもピンとこないのが正直なところです。

おそらくこれは僕だけに限った話ではなく、多くの人が感じていることであって、様々な形で不満や不安となって出てきているようにも感じます。

ただ、これまでの状況を見ても国や企業に何とかしてもらおうというスタンスでは、今後も状況は変わらないでしょう。

そこで、今回はあらためて今後の働き方について整理をしていきたいと思います。

1.通勤をしたくない

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多くの方が言っているように、満員電車に対する不満です。

テレワークで業務が回るのに出勤しなければならないことに対する疑問も含まれていることでしょう。

もはや社会問題と言っても過言ではない都心部の満員電車ですが、緊急事態宣言がされ外出が自粛されていた時期は本当に空いていました。

それでいて仕事が回っているのだから、これまでいかに無駄なことをしていたのだと痛感した人も多いことでしょう。

しかし、緊急事態宣言の解除後、1~2週間は各企業も様子をうかがっていましたが気付けばほぼ元通りの状態です。

これに対して「会社は何を考えているのだ」「上司は分かっていない」とあちこちで不満の声が上がっています。

コロナに対する恐怖もあれば、単に満員電車に対する不満もあることでしょう。

ただ、会社や上司に文句を言ったところで、状況はなかなか好転しないのが実情というものです。

ならばどうするのか。

2.辞めちゃえば良いのでは?

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変えられないのであれば、自分から環境を変えてしまえば(転職してしまえば)良いのでは?ということです。

今これだけ世間で騒がれているなか、何食わぬ顔して経営している企業はきっとこの先も変わることはないでしょう。

そんな企業に所属し続ける意味はあるのだろうか、と考える人は少なくないのではないでしょうか?

テレワークや在宅ワークOKとしている求人も多く存在するので、一度そういった情報に目を通しつつ、今の企業に所属し続ける意味を見直しても良いのではないかと思うのです。

もちろん全ての人が、簡単に現職を辞め、転職できるわけではありませんが、それでも考えるのはタダでできますから。

3.会社に出社することに疑問を感じるようになる

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ここからは少し僕自身の話です。

現在、ITエンジニアの仕事がメインの収入となっていますが、コロナの影響でテレワークが導入されました。

本当ようやくか…という感じです。

Webライターの仕事を自宅でやっていることから、エンジニアの仕事も特にトラブルなく在宅に移行できました。

仕事自体も全く問題なく、通勤時間がないので仕事終了後は直ぐに食事、お風呂など就寝準備ができ、普段よりも早寝が可能に。

通勤時間がない分、自分の時間が取れるので、筋トレや副業に充てる時間も増えとても充実していたようにも感じます。

それと同時に、世間でも言われているように「今後も出社しなくても良いのでは?」と感じるようになっていきました。

そして、緊急事態宣言が解除された今、所属企業ではテレワークも終了してしまったので何とも言えない気持ちです。

前述したように、僕自身も在宅ワークOKの企業もしくは仕事に転職をしようかと検討中です。

5.個人で稼ぐスキルを身に付ける時代

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有難いことに、副業としているWebライターの仕事でも月々新卒の給料程度は稼げるようになってきました。

もちろん、もっと稼いでいる人がいるので満足しているわけではありませんが、少なくとも収入の保険にはなっているように思います。

今回、あちこちで「仕事にいけない」「手当が支払われない」「生活ができない」と嘆く声が上がっていましたが、それを聞いて引っ掛かる気持ちを持っていました。

すべての人がそうであるべき、もしくはできる環境にあるとは言いませんが、準備をしてこなかったツケのようなものだと感じたからかもしれません。

それを、国からの要請で仕事ができないからと言って、手当ばかりをアテにしようとする腹積もりに違和感のようなものを感じるのでしょう。

コロナの影響でしたが、少子高齢化社会問題が復調の兆しが全く見えない昨今において、年金問題も忘れてはいけないでしょう。

破綻しないにしても、受給額が少なくなるのは目に見えており、今では老後の生活に一人あたり2000万円かかると聞きます。

これだけ騒がれているのに準備をせず、いざ自分が当事者となった瞬間に「年金の受給額が少ない」と文句を言うのでしょうか。

残念なことに、既に「老後破産」という言葉が市民権を得ている今、本当に他人事ではないように思います。

そうした事態を回避するためにも、会社に所属して働くだけではなく、個人で稼ぐ能力は今後必須になってくるのではないでしょうか?

定年退職をし、年金の受給額が少なくても、個人で在宅で稼げる能力があれば、いきなり破産するということもないでしょう。

7.副業をするのが当たり前の時代に

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「ランサーズ」が発表した「フリーランス実態調査2018年版」によると副業をしている人の数は2018年で744万人とのことです。

発表されている2019年の日本における就業人口が5,600万人であることから約8分の1弱が副業をしていることになります。

調査に入っていない、こっそり副業をしている人を含めればその数はもっと増えるかもしれません。

前述したように、今回のコロナの影響から仕事や収入に対する不満を感じた人が副業を開始するとしたら、今年はさらに増加するのではないでしょうか。

こうして副業をすることが「当たり前」となった時、取り残されないようにしたいものです。

8.副業から複業に変え保険をかける

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「企業に所属しない働き方」というより「企業に依存しない働き方」と言うのでしょうか。

先に書いたように、副業が当たり前となってきている昨今において、副業の収入が本業に匹敵する、もしくはそれ以上になっているという人も少なくありません。

僕のようにお小遣い程度の収入では、まだまだ副業の域を出ませんが、本業と比べて遜色ないのであれば副業ではなく複業と呼べるでしょう(本来の意味と少し違いますが)。

ただ、企業に依存しない働き方というのは、税金や社会保障、また「いつ仕事がなくなるか分からない」という不安がついて回ります。

副業(複業)においても、今回のコロナ騒動のような問題が起きれば仕事が減少することも充分にあり得るでしょう。

そのため、ひとつの収入源に頼り切りになるのは非常に危険だと思います。

これを回避するためには、やはり収入源を複数個持っておくことが重要なのではないでしょうか。

そういった意味で、副業を複業に昇華させられるように働いていきたいと思っています。

おわりに

こういう話をすると、批判的な意見を聞くことも少なくありません。(もしかしたら煽るような書き方をしてしまったかもしれませんが、そんな気はないので悪しからず…)

それを聞いても心配性な僕は考えを変える気はないのですが…。

「できないから仕方ない」ではなく「できないから、できるようにするためにはどうしたら良いんだ?」の方が建設的だと思います。

働き方を見直す機会が多い今、将来の自分が困らないように準備をしていきたいものです。

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