なんちゃって仕事のできる人にならないために

今日は終日マネジャー以上の会議で、集中力の限界が来たので気付いたことをポストします。

本文では仕事ができる人を組織を率いるリーダーとして人を動かせる人とします。

会社組織でビジネスプロセスを変えたり、戦略を変更するといった大きな成果を得るためには、ミッションが違い利害関係の異なる複数の部署・人たちを巻き込む必要があるからです。

私見ですが仕事ができる人は2種類に分けられることができ、一つは組織を率いるリーダーとして活躍している人。もう一つはリーダーというよりは個人の能力が圧倒的に高い人です。それを話し方を軸に切り分けることができます。

前者は話し方が穏やかです。自分の主張を無理に通そうとしたりはしません。そのため、口調や言葉が柔らかく反論もしやすいです。人望もある人が多いです。

後者は話し方が強いです。感情というか気持ちが言葉に乗っていて、自分の主張は正しい、という意思が伝わってきます。もしくは、冷静に話していても極端な言葉(バカ、無能、無駄などのDisが多い)を使う、とか有無を言わせない断定で話します。こういった人には反論する側も心の準備が必要となります。なんちゃって仕事のできる人はこちらの方です。こちらの方は個人としてバリバリ仕事をしていても、人望がないことが多く、組織の長としては不協和音をもたらします。

後者の著名人としてのイメージは、ホリエモン、ひろゆきでしょうか。圧倒的に能力が高くて言っていることが正論でも、この人と一緒に「長く」働きたいとか、この人の下に「長く」つきたいって思う人は本当に仕事のできる人望ある人に対して少ないのではないでしょうか。

今日集まっているマネジャー全員、個人の戦闘力は高いです。経験や役割の差はあれど、持っている能力は大差ありません。そういった人たちの中で役職の高い人、もしくはこれから上がっていきそうな評判の良い人の特徴を上記の観点でみても、

話し方が穏やか(自分の感情は乗せずに聞きやすい)

ということでした。

強い口調の方は話しにくい印象があり、人望がなく人がついてこない印象があります。もちろん話し方の問題だけでないと思います。逆に穏やかな話し方の人は、怖さがないのでコミュニケーションが活発でチームのコンディションも良さそうです。

穏やかに話すために

それでは穏やかに話すために私がこの1年実践している方法をご紹介します。以下3点です。

・ゆっくり話す(ように心がける)

・強く言い切らない

・教えよう、説得しよう、理解させようとしない

常に気を付けながら話せるようになったら最高ですね。私も気を抜くと強く話していて、反省する毎日ですが、1年間続けたらかなり改善されてきました。話し方のクセだと思いますので、根気強く取り組んでいきましょう!

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