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自分に都合の良い物語を生きましょう。

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令和6年5月15日 くま日誌 491号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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ちょっと前に
橘玲さんの「言ってはいけない」シリーズを
読み返していました。

全シリーズに通底する考え方として
「メリトクラシー」があります。

メリトクラシーとは個人の能力によって社会的な地位が
決定される近代社会の根底となる考え方のことです。


それはそうだろ、と思うわけですが、
橘玲さんはこれでは終わりません。

能力=つまりIQというのは
遺伝によりかなりの部分が
決定されているという論を展開します。

生まれや身分によって差別しないという考え方のはずが、
実は、生まれ(遺伝)での差別になっているのではないか、
という話ですね。


そんな話をみながら、
ネットで調べると無料で簡易的なIQテストが
受けれるようでしたので、
2回ほど受験してみました。

パズル的なものだったり、
パターン発見クイズのようなものだったり
ちょっとしたSPIみたいなものですね。


1回目・・
結構よい数字が出たので、
眉唾だろうということで
別の無料テストで2回目の受験。

2回目・・
こちらも自分で思ったより
よい数字が出ました。

出題された問題は全然分からなかったので、
適当に選んだ選択肢が
よかったのかもしれません。


調べると日本人の平均IQが105らしいんですよね。
だとしたら、自分は98くらいじゃねーかな、
と思ってたんですよね。

高校時代から勉強についていけず
落ちこぼれてしまい、
勉強には嫌な記憶しかありませんでしたからね。

つくづく、
自分は頭がよくねーな
と思ってました。


実際、無料の簡易テストですし
精度も分からないんですが、
だいぶ気をよくしました。

実際いまさらIQテストの結果なんて
何か役に立つものでもないですし、
昔の学校の成績だって
今更どっちだっていいんですが、

問題は、自分の自己認識が
そちらに引きずられていたことです。


自己認識なんて
自分に有利なように
自由に構築すればいいんだと
思います。

でも無意識のうちに
学校の成績が悪かった=
自分は賢くない

と思い込んでいたんですね。


IQテストでよい結果がでたというのも
実際まぐれなんでしょうが、
どうせ信じるんだったら
そっちのほうがいいのでは?
と思ったんですよね。

誰にも迷惑をかけていないわけですし。


自分は〇〇が苦手だとか
〇〇ができないとか、

口に出して言ってしまったり
そうでなくても、
心の中で思っていたりすると、
自己達成予言じゃないですが、
そちらの方向が強化されていきますよね。


これはプラスのことにも言えますし
マイナスのことにも言えますね。

どうせなら(誰にも迷惑をかけるわけでないので)
良いほうを信じるようにしたらいいんだと
思いますね。


根拠なんてなんでもいいですし、
信じれるなら根拠がなくたっていい。

自分に都合の良い物語を編んで
その道をすすむことで
ポジが強化されるループに入ります。

能力以上に
実は「自分は能力が高いと信じれること」
のほうがよっぽど強いんじゃないかと
思います。

是非、皆様も一緒に
自分に都合の良い所だけを
切り取って物語を編み、
その物語の圧倒的な主人公を
演じていこうじゃないですか。

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