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「自縄自縛」=「must/should」ついて [くま日誌]303号


いつもシャワー浴びてる時に考え事をしていて、自分がすでにシャンプーが終わってるかどうかが分からなくなるんですよね。「あーシャンプー終わってるわ」という感じになり次に洗顔をします。

その後しばらくすると、「あれ洗顔したっけ」となり実際2回洗うことも多いですね。何か欠落するものがあるんじゃないかと心配になることもあります。

昨日は、「自縄自縛」=「must/should」ついて少し理解が進みましたのでここに記しておきたいと思っています。


「自縄自縛」と言う言葉ががありますが、昨日はこれについて考えていました。「自分で自分のことを縄で縛る」ということですが、自分の行動や考えによって自分自身を制限してしまう事や自分の過去の行動が原因で自由が効かなくなることってありますよね。

ほとんどの「これじゃない感」というのは、この「自縄自縛」が原因となっているのかもしれません。

このことを、must/should を避ける(つまり、「~をしなければならない」「~はすべきである」を避ける)ことであると教えて頂いたことがあります。


ある種の仕事もそうなのかもしれません。

「苦行に耐える事と引き換えに給与を頂いている」という状態になってしまってる方もおられるのではないでしょうか。周囲の期待に答えることを優先するあまり、自分をがんじがらめにしてしまい、全く楽しくない状況に自ら追い込んでしまうことがあり得るんですよね。

世間の規範に合わせて自分をその型にはめ込んでいく作業をしていて、楽しいわけないですよね。


もう少しその症状が進むと、そのような状況を客観視することすら難しくなるのではないでしょうか。

このような症状は、とても仕事ができる優秀な方の方が罹患しているのではないかと思っています。「責任があるからやらねばならない」という言葉が無意識に回っているとしたら要注意ですね。


そうすると自分を縛り付けているために、新しく何かの行動を起こせなくなってくる側面があるのではないかと思います。

少しずつこのような状態からの解放を願うところから始め、また少しずつ自分が許容できる範囲のリスクを取っていくことで可能性を広げていくことが必要なのではないでしょうか。


■まとめ
・多くの場合、「これじゃないな」「楽しくないな」という気持ちは自縄自縛から来ている。

・「責任があるからやらねばならない」と考え、仕事が苦行になっている場合は、次の可能性を探る良い契機である。

・少しずつリスクを取り可能性を広げていくことが大事なことなのである。


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