昔は部活でも水を飲むなと言われたなぁ。
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令和6年4月24日 くま日誌 470号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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部活でも昔であれば「水を飲むな」
と言われたものです。
今考えれば謎ルールですよね。
中学生のとき、
バスケをやっていたのですが、
水を飲んだら先輩から
殴られましたからね。
理不尽でした。
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ただ、なんとなく
「理不尽だな」とは思っても
一方で
「そんなものか」
とも思っていたと思います。
それが普通のことだと
認識していました。
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その世界にいると、
いくら理不尽なことでも
普通のこととして済ませて
しまうんですよね。
社会に出てからも
よく考えると謎ルールって
たくさんあったように
思います。
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よく聞くのが
部長が帰らないと
帰りづらいから
帰るのを待っているとか。
がっつり成果出している20代よりも
ネットサーフィンしている50代のほうが
給与が高いとか。
他にも色々あると思います。
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時代背景もあると思うのですが、
こういった謎ルールが生まれた
背景にある考え方としては、
「根性」とか「気合い」と表現される
精神論じゃないかと思います。
「がんばれば報われる」
ということですね。
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誤解を恐れずに言えば、
がんばれば報われるのだから
水を飲まずに練習しろ。
がんばれば報われるのだから
若い時は安い給料で我慢しろ。
がんばれば報われるのだから
長時間労働で忠誠心を見せろ。
ということかもしれません。
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それから時代は進み、
ダイエットでは
ライザップのように、
英語では
プログリッドのように、
これまで根性でやっていたところに
方法論を確立してメスを入れる
やり方が出てきました。
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営業の科学とか、
マーケティングの科学とか、
〇〇の科学と呼ばれるような
データに基づく方法論を
説くようなものも
出始めていますよね。
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〇〇の科学系に共通する考え方としては、
「最小限の努力で成功できる近道を知る」
という言葉に要約できます。
対比してみると
「努力」という言葉に対する
考え方の違いに気づかされます。
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一方は、「根性」
もう一方は、「近道」です。
どんどん根性が淘汰されていき、
近道に置き換わってきている
のが現状なのかもしれません。
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そしてAIが出てきた。
この流れは加速するでしょうね。
ある人は、
仕事で一生懸命に
メールを書いている一方で、
ある人は、
一生懸命に
プロンプトを書いている。
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そして難しいことは、
部活で水が飲めないことを
理不尽だと思っている一方で
それを所与の条件だと
思い込んでしまうことですね。
本を読んだり
他の人と交流したり、
とにかく自分の外の世界と
関わり合いを持ち、
環境を疑う事ですね。
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毎日でも
なにか新しいことを
一つは試す。
多くは流れていくけれども
その中のいくつかは
自分の中にのこり、
定着する。
そしてシステムは拡張される。
こういう小さな改善を
毎日でも繰り返しいくという
「近道」をベースとした
努力が必要なんだと思います。
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もし自分が
「根性」をベースにした努力を
しているのであれば、
言葉を選ばずに言うのであれば、
「無駄な努力」という
言葉になるのかもしれません。
努力をしましょう。
「近道」のために。
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